2015年11月22日日曜日

3倍の法則   2015.11.22





3連休の中日(なかび)。
同じマンションに住む家族が早朝から出掛けていく明るい声が聞こえる。


文芸春秋12月号にニトリ家具社長が寄せた記事が載っている。
会社規模が3倍になると、今までのやり方・体制を変える必要が出てくるという。
売上1兆円が3兆円になったら仕組みを変えないと対応できなくなる、というようなことだ。
経験則であり、それを彼は1・3の法則と呼んでいる。


その記事を読んでいて思い出した。
私も25年前、兵庫県内で営業支援をしている時に見つけた経験則を「3倍の法則」と呼んでいたことを。


営業は目標売上(ノルマ)を達成することが使命だ。
しかも毎月、毎期継続して達成することを求められる。
そのために潜在顧客への訪問面談から可能客・見込客を探し出し、商談締結までのプロセスを実行する。


「3倍の法則」とは見込客数を目標数字の3倍持てば期間売上目標を達成できる、という法則だ。
なぜ3倍か?
見込客の未来は以下に分類される。
これが経験則。

・期間内に決定できるお客様  1/3
・決定時期が延びるお客様   1/3
・ポシャるお客様          1/3


見込客は多く持ちすぎてもフォローができなくなり、良い結果に結びつかない。
見込客が多くなった時は、見込客開拓の活動をストップし商談締結活動を優先した。



3倍の法則は日常生活にも適用できる場合が多いように思う。
例えば断捨離。
必要なもの 1/3 、不要なもの 1/3 、判断が難しいもの 1/3 。
持っている衣服の1/3 はきっと捨てても困らないと思う。