FENDI(銀座)
今日の首都圏は19℃まで気温が上がる予報だ。
春一番が吹く可能性もある。
冬の訪れは木枯らし一号、春の訪れは春一番。
風が新しい季節を連れてくる。
先日、日本の強みだった家電業界が中韓にやられたことを書いた。
今日は自動車について書く。
日本の自動車メーカーは家電業界とは対照的に、その国際競争力をずっと維持してきた。
日本の自動車産業を語るには、まずトヨタだ。
トヨタはコストダウンや量産などオペレーション(カイゼン)に優れているだけでなく、世界に先駆けて開発し販売台数を増やしてきたハイブリッドカーが素晴らしい。
今までなかった新しい技術を生み出し、販売につなげた。
さらにプレミアムカー分野にも Lexus ブランドで切り込み、ベンツ、BMWの独壇場だった高級車市場へ一定のシェアを確保した。
私は日本人として、トヨタに強い誇りを感じている。
最近、マイカーをトヨタのハイブリッドに買い替えた。
最近、マイカーをトヨタのハイブリッドに買い替えた。
日産もカルロス・ゴーン氏が経営するようになって、もともと持つ高い潜在能力が花開いた観がある。
ここ最近は立て続けにヒットを飛ばしている。
セレナに搭載した自動運転アシスト技術には、さすがのトヨタも危機感を抱いたのではなかろうか。
さらに、ノート e-Power では電気自動車でもなくハイブリッドでもない、新たな省エネ技術を搭載してきた。
その結果、1月の国内販売台数の1位、2位をノート、セレナが占めている。
ゴーン氏に10億円の給料を払う価値はあったと認めざるを得ない実績だ。
ベンツ、BMW、アウディなどドイツ高級車はブランド管理に優れている。
良いクルマを高く販売するマーケティングだ。
Lexus が一生懸命、彼らの背中を追っている。
それはそれで素晴らしいが、新たな技術を生み出す力はトヨタ、日産、富士重工が世界をリードしている。
この状況が続く限り、日本の自動車メーカーの未来は明るい。
いつまでもこのリードを守ってもらいたいと切に願っている。