皇居
昨日、トヨタとソフトバンクの2016年度決算発表が行われた。
日本の自動車産業は世界市場で競争力があり、そのトップがトヨタだ。
売上規模は27兆5900億円、純利益1兆8,300億円であった。
日本一の企業があげる業績は覚えておいて損はない。
円高の影響、米国でガソリン安のためカムリ、プリウスの売れ行きが落ちている、などの要因で昨年と比べて減収減益なのだが、それでも驚異的な数字だと思う。
ソフトバンクも営業利益、純利益とも1兆円を超えた。
日本の企業で利益1兆円越えはトヨタに次いで2社目だという。
前にも書いたことがあるが、孫社長の決算発表は群を抜いてわかりやすい。
映し出されるスライドも見やすく、無駄がない。
他人に何かを説明するときはかくあるべし、という手本だ。
孫社長は1兆円超えに対する感動は不思議なほどなく、単なる通過点だと表明した。
結果よりも大事なのは「何をめざして、どこへ行こうとしているのかという、ものの考え方だ」と言う。
我々の人生にも通じる至言である。
私は孫さんのこの言葉を座右の銘としたい。
皆さんも時間を作って、孫社長の決算発表をお聴きください。
1時間半ありますが、未来を見通すヒントがちりばめられています。
ソフトバンク 2017年3月期 決算説明会(←クリック!)