皇居前(警視庁騎馬隊)
先週、皇居を訪れる機会があった。
皇居前広場で人待ちをしていた時のこと。
突然、凛々(りり)しい制服姿で馬に騎乗する警視庁騎馬隊の一行が現れた。
パカパカと音を鳴らして広場を歩く訓練が始まった。
世の中にはいろいろな専門職があるものである。
彼らは宮廷で行われる厳(おごそ)かな儀式で活躍するのだろう。
これを時代錯誤だとは私は思わない。
美しい伝統儀式、行事は残してほしい。
大相撲の世界も美しい伝統に満ちている。
実生活では効率を追求しながらも、その対極にあるものも永く大切にしたいと願う。
効率を上げることは必要なことだ。
効率だけ求めてもいけない。
世知辛(せちがら)すぎて心が渇いてしまう。