2024年9月21日土曜日

日米の金融政策   2024.9.21

肉野菜炒め定食(日高屋:810円)  9月21日





昼食はしぶそばではなく日高屋を選択。
人気No1の肉野菜炒め定食をオーダーしてみた。
とても美味しく、栄養面も悪くない。


さて、日米の中央銀行が定例会議で政策金利の決定を行った。
米国は0.5%の利下げ、日本は現状維持。
どちらもサプライズはなく事前予想通りであった。


米国はコロナ後の急激なインフレに対し、急ピッチで金利を上げてきた。
金融引締めである。
高い金利を課すことによって経済の過熱を冷やす狙いだった。


ここへきてインフレが鎮静化し、逆に雇用(失業者)が悪化を示すデータが出てきた。
ということで、4年半ぶりの利下げが行われた。
このまま不況にならずに経済を安定させることができれば米国の金融政策は成功ということになる。


一方、日本は現状維持しか考えられなかった。
7月の会議で利上げを決めたものの、直後に株価が大きく下がり大混乱を招いてしまった。
今回、金利を上げようものなら再び混乱を招きかねない。


日銀は波風を立てる選択はとてもできない。
無難にコトを運ぶしか、取れる策はなかった。
ということで現状維持。


もっとも日本の場合、政策金利が他のG7と比べて抜群に低い。
アベノミクス以来、長く金融緩和(低金利、0金利、マイナス金利)を続けてきた結果だ。
経済・金融市場の状況を見ながら、時間をかけて少しづつ金利を上げていかなければならない宿命にある。