2016年3月24日木曜日

大相撲春場所 11日目を終わって  2016.3.24

近所





雨模様の朝。
昨日までとは一転して今日は冷える予報だ。
最高気温が10℃だという。
花冷えである。



さて、大相撲も11日目を終了した。
ここから千秋楽までが佳境だが、ここまでを総括したい。



琴奨菊が失速し4敗。
連続優勝と綱取りは消えた。
立ち合い、いなされたりはたかれたりして落ちるパターンが繰り返されている。
場所が始まったころ、テレビ解説者の北の富士が心配していたことが現実となった。



稀勢の里と白鵬の対決は白鵬が圧勝してともに1敗で並んだ。
直接対決は終わったから、残り4日の勝敗で優勝が決まる。
過去の実績では白鵬が有利となるが、勝負は終わってみないとわからない。
心情的には稀勢の里に勝たせたい。



豪栄道も1敗で優勝レースに割り込んでいる。
序盤は立ち合いで変化したり、すぐに引く悪い癖が多く見るべきところはなかった。
カド番だから形振り(なりふり)構わず勝ちにいった、ともいえるが大関としては情けないと思っていた。
ここへきて彼の長所が出るようになった。
残り4日は引いて自滅することがないようにしてもらいたい。
優勝はないと思う。



琴奨菊については常に優勝争いにからむ、強い大関であってほしい。
今は横綱が3人もいるから4人目の横綱は過多である。
昔、横綱4人の時代があった。
上2枚を正横綱、下2枚を張出横綱と称したが、張出は9勝6敗とか8勝7敗が多く見てられなかった。
横綱を増やすと相撲がつまらなくなる。
横綱は二人くらいがちょうどいい。