皇居内
よく晴れてマンションの窓から陽光が差し込んでいる。
日差しは真冬とは明らかに違う。
しかし、気温は昨晩からずっと低い。
冬7割、春3割というところだろうか。
さて、アベノミクス第2ステージがめざす姿は「1億総活躍社会」。
そのための3本の矢が強い経済(GDP600兆円)、夢をつむぐ子育て支援(希望出生率1.8)、安心につながる社会保障(介護離職ゼロ)だ。
漠然とした目標ではなく、政権が具体的数値を掲げてプレッジ(宣言)することは勇気のいることだ。
○×がはっきりするから結果責任を問われる。
これから先、定期的な進捗アナウンスを期待している。
目標だけ掲げて結果をうやむやにはしてもらいたくない。
日本の課題は大きく捉えると財政健全化、少子化に集約されると思う。
2016年度の一般会計予算は96兆7200億円に決まったと報道された。
2015年度を上回る過去最高規模とのことだ。
課題解決にお金がかかるのはわかるが、財政健全化は大丈夫なのだろうかと心配になる。
素人の私は漠然と心配するが、プロ(官僚)から見れば今の程度の借金ならば大丈夫なのかもしれない。
真摯な状況認識、将来の見通し(こうして借金を返済していく)を国民に知らせてもらいたい。
将来に対する不安がお金を使うことを躊躇させ、ひいては経済を停滞させている原因だと思うからである。