表参道
暖かくなってきたので、エアコンを稼働させない時間帯が増えてきた。
電気代が助かるので得した気分を味わうことができる。
金額的には大したことではなくとも、無駄遣いをセーブすることは大事なことである。
世界には貧困にあえぐ人が12億人いる。
貧困の定義は、一日あたりの所得が1.25ドル以下(140円)である。
12億人という人数は、途上国に属する地域人口の22%にあたる。
日本だけ見つめていると、ベッキーだ、清原だ、ショーンだとなってローカル平和ぼけになる。
世界を俯瞰すると貧困問題という大きな解決課題があるのだ。
先進国の平均寿命は男性72歳、女性77歳である。(OECD諸国)
なかでも日本は突出していて男性80歳、女性86歳まで伸びている。
それに対して最も貧困な地域では男性51歳、女性54歳であり平均的な日本人の6割しか寿命がない。
貧困と人の寿命にははっきりとした正の相関がある。
日本の課題は財政赤字問題と少子高齢化である。
どちらも豊かさを前提とし、そこから派生した問題である。
高齢化こそ豊かさの証明であり、栄養、保健衛生が行き届いた結果生じていることである。
日本人は高齢化に感謝しなければならない。
無駄遣いを控えようという話題から話が飛んだ。
地球レベルの課題である貧困問題は忘れないようにしたい。
私たちに何ができるかは即答できなくとも。