近所
今日は晴れているが、この先一週間くらいは晴れ間を期待できない予報だ。
シーツなど大きなものの洗濯は今日済ませておくといいだろう。
さて、米国企業が続々と1-3月期の決算を発表している。
いつもマークしているアルファベット(Google持ち株会社)、マイクロソフトの状況は以下の通りだ。
アルファベット ------------------------------
売上高 202億5700万ドル 前年同期比 +17%
純利益 42億7000万ドル 前年同期比 +20%
マイクロソフト ------------------------------
純利益 37億5600万ドル 前年同期比 -25%
売上規模は互角。アルファベットは増収総益、マイクロソフトは減収減益という結果だ。
1ドル109円で換算してみると、どちらも3ヶ月で2兆円以上の売り上げ規模があることがわかる。
3ヶ月で2兆円、は世界有数の大企業である。
ちなみにGMの決算と比較してみよう。
ゼネラルモーターズ -------------------------
純利益 19億5300万ドル 前年同期比 +200%
製造業だけあってやはりコストがかかっている。
従業員、部品代金の支払いが利益を押し下げている。
ただ、そのことは悪いことではない。
多くの従業員が働き、お金がGMから従業員や協力企業へ分配されているのである。
アルファベットは広告とソフトウェア、マイクロソフトはソフトウェアだから原価が低い。
従業員も多くを必要としない。
大きな売上はその存在が社会に役立っているからだ。
けれども多くの人々への分配という点ではGMなどに劣る。
投資家の観点からはアルファベット、マイクロソフトなどIT企業が「良い企業」なのだろう。
私は多くの人に分配する産業のほうが人々の幸福に貢献している、と最近思うようになっている。