2016年4月8日金曜日

セブン&アイ 鈴木会長の辞任に思う   2016.4.8

洗足池(3月)






春の嵐が通り過ぎた。
首都圏では来週火曜日までは好天が続くようだ。
春らしさがぐっと進むと思う。



今夜7時からのフジテレビにホセ・ムヒカ氏が登場する。
ムヒカ氏は政治家だった人だが、私は思想家であり哲学者だと思っている。(Jose Mujica:前ウルグアイ大統領)
池上彰氏が対談するのでわかりやすい内容が期待できる。
この時間帯に見ることができない人は録画しておくことをお勧めしたい。



昨日発表された セブン&アイ 鈴木会長辞任について書く。
私はかつて、鈴木敏文氏の本からビジネスを進めるうえでのヒントをたくさんもらった経験がある。



【公表されている事実】

4名から成る指名・報酬委員会で人事案を提出。(4月5日)
2名の社外取締役が反対。
反対理由:「ステークホルダーへ説明がつかない」


15名から成る取締役会で人事案を提案。(4月7日 AM)
賛成7、反対6、棄権2 で過半数に届かず否決。

「信任されていない」とし鈴木会長が辞任を発表。(同 PM)
村田社長も辞任を発表。(同 夜)



【感想】

老害の臭いを感じる。あの鈴木氏であってもさすがにここへきて判断が鈍ったのでは、が第一印象。

・連続して業績を上げているセブンイレブン伊阪社長を交代させる提案がそもそも無理筋だったように思う。

・「伊阪氏から改革案がほとんど出てこなかった」ことが交代させたい理由とのこと。社長が誰であっても鈴木氏にはものたりないと映るのではないか。ヨーカ堂の社長も今年1月に突然やめている。

・ご子息が富士通からセブン&アイの最年少取締役(51歳)として就任していたことは知らなかった。嫌な感じがする話だ。





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