2016年4月29日金曜日

あまりにもアナログな選挙   2016.4.29

ラーメン(幸楽苑)





GW(ゴールデンウィーク)が始まった。



5月2日、6日を休みにすれば10連休だが、多くの企業は暦どおり働くと思われる。
私も GW に有給休暇を取得したことはなかった。
有給休暇が取りづらい会社ではなかったが、GWに有給取得を促すムードまではなかった。



毎年のように GW は飛び石の休みになる。
この際、政府通達で通しの休みにしてはどうだろうか。
年末に暦委員会を開催して次年の休日を決めるのである。
全く荒唐無稽な話ではないと思う。
数年後に実現していても不思議には思わないだろう。
社会は変化していくのだ。



旧態依然として変化しないのが選挙である。
休日に近所の学校へ足を運び、投票用紙に鉛筆で書いて投票箱へ入れる。
集計も人海戦術である。
すべてアナログなのだ。
よくやっているものだと感心する。



この分野ほどIT化に適した作業はない。
すでにマスコミの出口調査はIT化されている。
投票所の出口付近に待ち伏せた係員が、投票を終えた人に声をかけて調査をお願いする。
調査を承諾した人はタブレット端末で誰に(またはどの政党に)投票したかを答え、本部で瞬時に集計結果が出る仕組みだ。



IT化しない、できない理由はいくらでもあるのだろう。
きっとかなり先まで選挙のIT化は実現しないだろうと思う。
スマホと共に成人する若い世代が実権を握る時代まで待たなければならないはずだ。
私たちが生きている間に実現するのだろうか。