2017年6月30日金曜日

デザイン  2017.6.30

表参道




6月の末日。
外は典型的な梅雨である。
ムシムシするので昨日からエアコンを使い始めた。


5月の末日から今日までが実に短く感じられる。
日々が充実しているからか。
それほどでもないのに。
あるいは、歳をとったせいか。
どちらにせよ、早い。


昨日は RALPH LAUREN、今日は FENDI の店頭写真を掲載した。
どちらも実に美しい。
これはたまたま美しいとか偶然の産物ではない。
厳格なデザインポリシーに基づいたものである。


ごちゃごちゃしていない。
色使いも照明もうまい。
デザイナーの見事な成果である。
こんな仕事ができるデザイナーの能力は素晴らしいと思う。


三菱電機が最近売り出したエアコン ELシリーズも、斬新かつ美しい。
デザインはとても大切である。


三菱電機 ELシリーズ(←クリック!)


2017年6月29日木曜日

政治家のリスク管理   2017.6.29

表参道




いよいよ高温多湿の日本の夏がやってきた。


朝から気温が高く、湿度も高い。
歌仲間が明日からご夫婦でフランス旅行に出かけるとのこと。
この時期の欧州は夜まで明るく、気候も過ごしやすいので羨ましい限りだ。


昨日、稲田防衛大臣が都議選応援でミソを付けてしまった。
大臣の出処進退はわからない。
少なくとも、この件で都議選は都民ファーストが有利になった。
政治家、とくに大臣ともなるとその発言は重く、つくづく大変な仕事だなと思う。


総じて自民党はリスク管理に甘さが見られる。
政治家の持つリスクを洗いだして、リスクをミニマムにするアクションを強化することをお勧めする。
政治の安定は国民の利益だ。
人材が豊富なのだから自民党ならできる。


◆お知らせ◆

コメント欄を非公開にいたしました。
海外からの大量なスパムに悩まされており、当分の間、非公開を継続します。

2017年6月28日水曜日

いつも音楽と共に生きてきた(お早うの朝:小室等)  2017.6.28

中央区京橋



雨が降るかと思えばすぐ上がり、気が付くと再び降っている。
そんな天気が続いている。
典型的な梅雨だ。
それでも夜にはほぼ毎日歩けているのでそれはありがたい。


先日、あれこれ音楽を聴いていたら懐かしい曲に巡り合ってしまった。
小室等の「お早うの朝」である。
この曲は私が大学4年かつ社会人になった頃に、テレビドラマ「高原へいらっしゃい」の主題歌として流れていた。
どんなドラマだったかは全く記憶がないが、主題歌だけは今も心のなかに生きている。


この曲を聴くと、学生を終えて会社に勤めだした頃の様々な思い出が蘇(よみがえ)ってくる。
だから、いつも書くように音楽って素晴らしい!と思う。
小室さん、元気にされているのだろうか。


お早うの朝(←クリック!)

2017年6月27日火曜日

タカタの民事再生法申請  2017.6.27

ポテトコロッケ



エアバックメーカーのタカタが民事再生法適用を申請した。
負債1兆円を超えるという。
東芝騒ぎの陰に隠れて報道の扱いも小さいが、超大型倒産である。


昔と較べれば交通事故死者数は格段と減った。
シートベルトやエアバックが寄与したことは間違いない。
ドライバーの命を守る大切な装備として定着した。
考えてみれば、昔のクルマは無防備だった。
今思ってもぞっとする。
自動ブレーキが標準装備になる時代も近いと思う。


10年くらい前になるだろうか。
米国でタカタ製エアバックが異常破裂したとの訴えが起こされたことを報道で知り、とても驚いた記憶がある。
タカタという会社名はこの時初めて知った。
しかも、エアバックにおいてはかなり高いシェアを持っており、自動車メーカーにとっても重大事と報道された。


その後、ホンダが中心となり大量リコールに応じていた。
リコール費用はタカタに代わって自動車メーカーが立て替えていたとのことだ。
ホンダの業績もこれが重荷になった期もあった。
とてつもなく大きな経営課題だったことであろう。


ホンダ、トヨタともここ数年で引当金を積んだので、タカタに対する債権放棄が業績に与える影響は小さいという。
かつて銀行が行った不良債権処理を、こつこつ進めていたのだ。
さすがはホンダ、トヨタである。


この案件は安全に関与する事業の持つリスクを明示した。
クルマは数万点の部品から構成されている。
我々には知らされることがないが、食品メーカーはリスク対策に長年のノウハウ蓄積があると思う。
また、基幹部品を1社に依存するリスクも多くの企業が再チェックしているに違いない。

2017年6月26日月曜日

東京都議会議員選挙   2017.6.26

パプリカのマリネ




隣のマンションでは朝から、伸びた雑草の刈込作業が行われている。


毎年、この時期に行われる。
業者が機械でブーン、ガリガリと音を立てている。
刈り込んでもまたすぐに伸びるのだが、散髪と同じで放置する訳にはいかない。
毎月の管理費を収める代わりに、こうした必要作業を外部委託するので管理の手間がかからないのがマンションの利点だ。


東京都議会議員選挙が次の日曜日に行われる。
私は横浜市民だから無関係なのだが、新聞・テレビで報道されるので結果に対する関心は持っている。
小池都知事率いる都民ファーストの会と、タッグを組む公明党で過半数を獲れるかどうかがこの選挙のポイントになる。


昨年、公私混同疑惑で批判の高かった舛添氏に代わり小池氏が都知事に就任した。
自民党の推す増田氏、野党連合の推す鳥越氏を大きく引き離しての圧勝だった。
わずか1年前のことなのに、ずっと遠い昔のことのように思えるから不思議だ。


都民は知事に小池氏を選択したのである。
ならば、小池氏がその政策を進めやすいように都民ファースト/公明が多数を占めないと都政が停滞する。
米国の構図と同じである。
大統領が共和党、議会も共和党で政策遂行が円滑になるのだ。
そこのところを東京都民は認識しているのだろうか。


小池さんは市場移転問題で決断が遅かったから、今度の選挙は反小池に入れるんだ、なんて考えている選挙民がけっこうな数、存在するような気がする。
知事は小池さん、議員はチェックを働かせるために自民、という決断は最悪の選択だ。
それは、都民自ら都政の混乱と停滞を作り出すことになるのだ。


したがって、仮に私が選挙民であれば都民ファースト(または公明)に投票する。
ねじれによる政治の停滞は誰も幸福にならない。
よほどトンチンカンな知事なら別だが、今の任期中は小池さんに政策遂行を委ねる方が東京都にとってメリットがあると考える。

2017年6月25日日曜日

ドトールコーヒーショップ   2017.6.25

ドトールコーヒーショップ(中央区京橋)



朝から雨が降っている。


そのせいだろうか、今朝は寝坊した。
雨降りと私の寝坊に正の相関があることがまた証明された。
今週の首都圏は雨が連日降る予報だ。
ようやく梅雨らしい天候が続きそうだ。
コメ農家もホッとしているに違いない。


さて、先日、都内でのこと。

食事を終え、時間調整のためにドトールコーヒーに入った。
12時過ぎのコーヒーショップでは、多くのビジネスパーソンがレジに列を作っていた。
昼食時のせいだろうか、飲み物に加えてサンドイッチやケーキなども次々に売れている。


私はブレンドをオーダーし、一人席に座った。
ふと見ると、一人席にはすべて電源コンセントが備わっているではないか。
これならばパソコン、タブレットを使う人は便利だ。
スマホ充電にも使える。


京橋というオフィス街だからなのか。
どこのドトールでも電源コンセントがあるのかはわからない。
どちらにせよ、京橋で働く人にはありがたい設備だろう。
世の中の変化に対応した、お客様に合わせた店づくりの一端を見た。






2017年6月24日土曜日

豊田議員   2017.6.24

渋谷駅



昨日は30℃超えの真夏日になった。


午後から外出したが、それでも夕方になると心地よい風が吹いていた。
昼間暑くとも、夕方がこの程度ならば過ごしやすい。
季節が夏に向かって進んでいる。


セクハラ・パワハラの豊田議員について。

このニュースに関しては誰でも即、テレビのコメンテイターになれる。
突っ込みどころ満載だからである。
この件について述べるコメンテイターには特別な専門性はいらない。
これが例えば「豊洲か、築地か」とかいう案件になると、その理由をきちんと理論武装しなければならないから容易ではない。


私が本件から頭をよぎったことは以下である。

・誰でも心のなかに”豊田議員的な怒り感情”を持っている。つまり、他者を非難・攻撃する激しい怒りの感情は誰の心のなかにも潜んでいる。

・この感情が暴走しないよう、幼少のころから繰り返し訓練を受けてきた。怒っても暴力はいけない。怒りの感情が起きたら、深呼吸をしろ、とか6秒間こころを真っ白にしろ、とかいろいろある。

・企業に入ってからも訓練は続いた。注意・叱責を行う場合、その行為に限定して注意せよ。なぜ、その行為がいけないかの理由を述べ、再発防止を考えさせる。行為と無関係なハラスメントはNG。


豊田議員の「このハゲー!」という言葉が、私の心に突き刺さってズキズキ痛む。
このコメントはきつい。


2017年6月23日金曜日

Brexit から1年  2017.6.23

表参道ヒルズ



沖縄ではすでに梅雨が明けている。
毎年、沖縄の梅雨明け宣言を聞くたびにいつも「沖縄は早い」と思う。
首都圏は20日から1ヶ月くらい後になる。
今年の梅雨も降雨量が少なく推移している。
このまま続けばまたぞろ、ダム貯水池の枯渇が報道されることになるだろう。


1年前の今日、6月23日は英国の国民投票で Brexit が決まった日だ。
あの日、都内の銀行店舗に用事があり、国民投票の結果を気にしながら出掛けた。
銀行に到着すると同時に、そこのテレビ画面で Brexit を知り驚いたことを思い出す。
これから先もこの日を迎えるたびに、このことを思い出すことだろう。


英国ではその後、キャメロン氏が退任してメイ氏が首相に就任。
就任直後はオシャレな靴を毎日換えることが話題になった。
国民投票が僅差だったので国内はまだ動揺していたが、メイ氏は「Brexit は Brexit だ」と宣言した。
これは名言だったと思う。
EU離脱に向かって不退転の決意を述べたのだ。
国民投票での決定を粛々と実行することを高らかに宣言したことで、国民も気持ちを Brexit に切り替えたのではないだろうか。


1年たって、EUとの離脱交渉が始まった。
現地の日本企業も大和証券のようにオフィスをドイツに移す企業が出てきた。
ロンドンに残っていたら、2019年以降はEU単一市場と関税なしで取引することができないからだ。
これから本当の Brexit が始まる。
英国の新しい歴史が造られていく。
この道は英国民にとって幸せな道なのか、そうではないのか。
数年後には答えが出ているはずだ。

2017年6月22日木曜日

amazon 2017.6.22

渋谷駅周辺



昨日の首都圏は午後から台風並みの低気圧に襲われた。


私は風雨が強くなり始めた頃、定期点検のためクルマを販売店まで持ち込んだ。
販売店へ行くまでの道には、街路樹から吹き飛んだ大きな葉っぱがあちらこちらに落ちていた。
風がいかに強かったかを物語る。
風雨のなか、若いビジネスマンとレディが傘を斜めにさしながら目的地へ向かう姿を見て気の毒に感じた。
着くまでにびしょびしょになったであろう。


さて、amazon について。

amazon は先進国の小売の姿を変えた。
まず書籍の販売で大躍進の基を築き、さまざまな商品を扱って今日の隆盛へ導いた。
日本で本屋さんが減っているのは、スマホの影響(書籍離れ)と amazon のせいである。
最近では、あまりの物流量の多さにヤマト運輸のサービス内容まで変えてしまった。


その amazon が米国の高級生鮮食品スーパー Whole Foods を買収することが決まった。
買収額1兆5千億円は米国小売業界の買収のなかで史上最高額だという。
とうとう生鮮食品にまで触手を伸ばしたのである。
このニュースにより、ウォルマートなど既存の小売業界株が売り込まれる現象すら起きている。
先は暗いという訳である。


さらに、さらに、アパレルまで取り込もうとしている。
客がスマホから試着したい商品を選ぶ → 自宅へ届ける → 客は気に入った商品だけ購入し、その他は無料で返品する というオペレーションだ。
なるべく客が買ってくれるよう、届けた商品は表示価格から20%引きで売るという。
商売が上手だな、と感心するばかりだ。


amazon はインターネットの普及に適応して、もっとも成功した企業だろう。
ヤマト運輸が仕事を断るなか、都内では小さい運送会社を amazon が組織化しているという報道があった。
大躍進はまだまだ止まりそうにない。



2017年6月21日水曜日

大人の作法  2017.6.21

二子玉川駅ホームから




南の海上に停滞していた梅雨前線が北上してきた。
首都圏は今日から本格的な梅雨を迎える。


朝から小雨混じりのどんよりとした空は、まさに ”The 梅雨” である。
そこそこ降ってくれないと、首都圏は利根川水系が涸れて水不足騒ぎが起きる。
実際のところ、そうなっても人々は心配していない。
水道の蛇口をひねって水が出ているうちは、単なる世間話の小ネタにすぎない。


騒ぐのはもっぱらマスコミ(キー局)だ。
彼らは心の底から水不足を心配しているわけでは毛頭なく、腹の中ではニュースのネタができて喜んでいる。
それは皆わかっている。
水が少なくなったダムを専用ヘリから撮影して、危機感をあおる報道をする。
そのうち台風が来て水不足は一発で解消し、水不足ネタは終焉する。
何度、このパターンを見せられたことだろうか。


そう考えていくと、世の中の報道は3種類あることがわかる。
ひとつは水不足ネタのような、地域限定・季節限定の定番報道。
年末のアメ横売り出し、GWの成田空港、高速道や東京駅の混雑がそれにあたる。
二つ目は政治・経済ものや事件・事故などの社会ニュース。
三つ目はスポーツ中継(実況)。


定番報道は私たちに季節の移ろいを確認させてくれる。
ひとつの報道の裏には私たちには見えないが、多くの人が働いているはず。
皆で世の中を作っているのだ。
「毎年、同じことを繰り返しやがって・・・。アホくさ」などと毒づくのは大人げない。
定番報道を「今年も元気にありがとう」と喜んで迎えるのが大人の作法だと、最近思っている。
私も歳をとった。


2017年6月20日火曜日

銀座線新型車両  2017.6.20

表参道



昨日、たまたま乗った銀座線の車両が今まで乗ったことのない新型車両だった。


ネットで検索してみると、東京メトロでは外観がレモンイエローの銀座線車両を1000系と呼んでいる。
銀色混じりの旧型車両から1000系への置き換えは5年前から行われている。
順次置き換えを進めた結果、たしか、今ではすべて入れ替わったと記憶している。


私が昨日乗ったのは、1000系のなかでも乗ったことのない色使いの内装と設備が備わっていた。→下段写真参照




かつて通勤で銀座線を使っていたが、銀色混じりの01系は冷房の効きが悪く夏はとても苦痛だったことを覚えている。
昨日乗った車両は気のせいかもしれないが天井も高く、エアコンもよく効いていた。
床、壁の色は落ち着いた濃い山吹色だ。
座席は濃い緑色。
ドアのそばには、あの懐かしいランプも備わっていた。


この内装は先頭車両のみなのだろうか。
謎である。

2017年6月19日月曜日

新車販売台数ランキング(5月)  2017.6.19

生田緑地(川崎市多摩区)




今日の首都圏は降水確率がほぼ0%である。


気温も涼しかった昨日から一転、最高気温が28℃と前日比で+5℃の予報だ。
今日、私は都内へ外出する。
外は暑くとも電車内が冷房の効き過ぎで寒い場合があり、念のため上着は持っていこうと思っている。


日産ノート e-Power が好調なので、毎月の新車販売台数ランキングに関心を持つようになった。
ノートは1月と3月にトップを取っている。
日産の躍進は久しぶりだ。
5月のランキングをチェックしておこう。

                                                         前年同月比
1.プリウス(トヨタ)  15,092台    70.1%
2.C-HR(トヨタ)    12,872台  -
3.ノート(日産)    9,992台 159.7%
4.フリード(ホンダ)         8,626台 353.5%
5.アクア(トヨタ)   7,551台  67.3%


さすがはトヨタである。
1位、2位をしっかり押さえている。
プリウスは前年と比べてかなり落としているが、それでもゆうゆうトップを取るところがトヨタの販売力の強さである。
ノートも相変わらず好調。
フリードもホンダ全社で注力しているとみえる。


こうみると日本市場はトヨタのハイブリッド、日産の e-Powerが席巻している。
日産の e-Power は電気なのか、ハイブリッドなのか、私にはよくわからない。
中国市場では大気汚染対策のため電気自動車が全盛と聞く。
米国でもハイブリッドはエコカーの対象外なので、トヨタは電気自動車の開発に軸足を移している。
巨大市場の米中が電気へ動いているので、遠からず日本もそちらへ動いていくのだろうか。
いつ、その転換点が来るのか注目している。


2017年6月18日日曜日

琴平神社  2017.6.18

琴平神社(川崎市麻生区)



昨朝、お守り札を求めに近所の琴平神社へ出向いた。


琴平神社は自宅からクルマで10分とかからない川崎市麻生区にある
私は横浜市青葉区に住んでいるが、(川崎)麻生区と(横浜)青葉区は隣り合う地域である。
毎晩のウォーキングでは麻生区の一部もコースに入っており、川崎市ではあるが地元意識を感じる地域だ。
この辺ではいちばん立派な神社で、正月には多くの参拝客が訪れている。


昨日も生まれたてと思われる赤ちゃんを抱いた夫婦、その老親らしき一行を二組も見た。
赤ちゃんの健康と幸せを祈願する風習は廃(すた)れてはいないのだな、いいものだな、としみじみ感じ入った。
子、孫の健康と幸せを願わない親はいない。
きっと私が生まれた時も両親は喜んでくれたことだろう。
一行を遠目に見ながら、亡き両親に改めて感謝する気持ちにもなった。


神社や教会で祈るという行為は人の本能であろう。
太古の昔から、人類は人智を超えた存在に心を委ねることを当たり前のように行ってきた。
幸せになろうと日々をきちんと生きる。
そして神様にお願いする。祈る。
私もそうありたい。





2017年6月17日土曜日

ラグビーテストマッチ  2017.6.17

自由が丘



今日は午後、ラグビーテストマッチ 日本 vs アイルランドが行われる。
13:50 からNHK総合で放映される。


アイルランドは世界4位でありとてつもなく格上の相手なので、勝てるイメージは皆無だ。
日本が1トライでも取れれば御の字か。
世界の強豪とはかくも力と技術の差があることをここで再確認し、来たるべきワールドカップ日本大会に向けてチーム作りの参考にできればよいだろう。


アイルランドのプレーは見ていないが、おそらく前半で勝負の興味は消えてしまうのではないだろうか。
一方的にズタズタにされてもおかしくはない。
テレビを見る人はそのつもりで見ることをお薦めする。


ラグビーは体格と体力の差が顕著に表れるスポーツだ。
そこで大きく劣る側が集中力や精神力を高めても、圧倒的な力と技術の前に簡単に粉砕されてしまう。
立派な戦略・戦術を立てても、圧力が強いと思い通りにいかなくなる。
チャンスの場面でも圧力を受けるせいでミスを犯す。


点差が大きく開くと負けている側の士気は落ちる。
ボールに対する反応が遅くなり、ますます失点を重ねていく。
怪我人も続出する。
こうなるとゲームはつまらないものになる。
一方的なゲームほどつまらないものはない。
観客が途中で帰る試合がラグビーには多いのが気がかりだ。


30点差以上ついたら、以降の得点は倍になるルールはどうだろう。
負けている側に追い付くチャンスを与えるのだ。
あるいは限られた時間帯(10分間)での得点は3倍付け、とか得点後にルーレットを回して点数が決まるのもいい。
私はふざけて意見しているのではない。
ワンサイドゲームで選手の集中力を途切れさせない工夫を提案しているのだ。
採用される可能性は万に一つもないことは間違いない。


さあ、皆さん、日本チームを応援しましょう!

2017年6月16日金曜日

日銀の出口戦略  2017.6.16

新横浜



朝から晴れて良い天気だ。
ところが首都圏では午後から大気が不安定となり、場所によってはにわか雨や雷雨になる予報だ。
午後から外出するので備えを怠らぬようにしたい。


今日は日銀・黒田総裁の記者会見が行われる。

米国(FRB)は利上げを進め、保有資産も減らしてゆく方向性を鮮明にしている。
欧州(ECB)もここ数年、金融緩和政策を強化してきたが、前回の会合後、ドラギ総裁がこれ以上の政策強化を行わず現状を維持することを表明した。
インフレ率と雇用状況を見ながら、今後は金利を上げていく方向性を示唆したのだ。
米国・欧州とも金融正常化へ向かっている。


日銀は4年前から大胆な金融緩和を進めてきた。
物価が前年比2%上がるまで続けるとしてきたが、物価は幸か不幸かきわめて安定しており、日銀が期待する穏やかなインフレはいっこうに起きない。
その代わり失業率の改善は顕著で、金融緩和による経済回復効果はあったとみてよい。
国債を年間80兆円も買い上げ続けることはそろそろ手じまいする時期に来ている。


金融緩和政策をやめて正常化に向かうことを、経済の世界では「出口」に向かうと表現する。
私は今日、黒田総裁が会見で出口戦略について主体的に言及するかに注目している。
記者たちから質問されて答えるのではなく、日銀側から出口を語るかどうかがポイントである。


大江アナウンサー(テレ東)も会見場で出口戦略について質問する気配だ。
それに対して黒田総裁がどう回答するか、とても興味深い。
常に慎重な物言いをする方だから大きく踏み込んだ発言はないと思うが、わずかなヒントが垣間見れればと期待している。



2017年6月15日木曜日

国会  2017.6.15

バスの車窓



今日は6月15日。月のど真ん中である。


6月は休日がなく稼働日が多いため、企業ではこの月に高い計画予算を組む。
販売促進イベントも多い。
7-8月は暑くなるためイベントを避ける。
6月に集中する理由だ。
会社員生活を終えたが、勤めた企業の年間スケジュールは今でも身体に刻み込まれている。


さて、国会では恒例の与野党バトルが行われている。
これは政府が重要法案を通す際の、わが国の”お決まり”である。
今回の重要法案はテロ等準備罪だ。
まず、野党から法案採決を妨害する目的で大臣の問責決議が起こされる。
そしてこれまた国民にとっては食傷気味の内閣不信任案が提出される。


問責決議も内閣不信任案も与党多数で否決される。
そして採決に至り、選抜された血の気の多い議員たちが議場で暴れたり怒号を発したりする。
暴れながらテレビカメラの位置を確認する議員もいる。
用意周到に業者作成のプラカードを持つ場合もある。
暴れる代わりに、全員で採決を欠席して抗議の意を表すこともある。
見事なまでのお芝居、予定調和である。
忠臣蔵や寅さんの映画を観ているようだ。


しかし、だ。
こんなことを繰り返して何の意味があるのだろう。
反対するだけの野党はいらない。
わが国の国益に寄与する、建設的提案を行う野党第一党が現れるのはいつの日だろうか。
今のところ、維新がもっともその位置に近いと思っている。

2017年6月14日水曜日

おやつと体重  2017.6.14

生田緑地(川崎市多摩区)



毎朝、体重計に乗って体重を測っている。


身体の変化を知るうえでいちばん手っ取り早いのが体重測定だ。
体温、血圧までは測っていない。
ここ数日、お菓子を食べることが多く1kgほど重くなっている。
朝食のパンを抜いて調整しているが、それでも1kg増ということはしばらくお菓子を制限すべきことを示唆しているのだ。


おやつ習慣と体重増は両立しない。
おやつを止めれば体重は安定するし、食欲にブレーキをかけないでいると必ず体重は増える。
その一方で、おやつは心の栄養でもある。
上手に摂取すれば生活が豊かになる。
この楽しみはこれからも失いたくない。


過ぎたる体重は身体に余計な負荷をかけるし健康的とは言えない。
毎日の体重測定を欠かさないことは大切である。
おやつと体重をいかにバランスさせるか。
毎日の匙(さじ)加減は続く。

2017年6月13日火曜日

いつも音楽と共に生きてきた(雨音はショパンの調べ:小林麻美)  2017.6.13

枡形山展望台より(生田緑地)



明け方、目覚めたら外から雨音が聞こえた。


昨夜、床に就く時はまだ降っていなかったから夜中に降り出したことになる。
布団の中でうつらうつらしていたら、雨音はやがて大きくなり本格的な降りになった。
ちょびちょびではなくジャーっと降る雨は久しぶりだ。
大きな雨音を聴くと爽快な気分になる。


昔、「雨音はショパンの調べ」という歌があった。
外国曲を和訳した曲だったと思う。
いくらなんでも雨音をショパンの調べと表現するのは”盛り過ぎ”である。
雨音は雨音であり、芸術家の作曲した音楽に聞こえる訳がない。


それでも小林麻美が歌ったこの曲はそこそこヒットした。
日本の大衆も甘いと思う。
小林麻美の怪しい色気に当てられたか。
かくいう私も当時は喜んでカセットテープに録音して聴いていた。
今思うととても恥ずかしい。
歌詞はともかく、小林麻美のへたくそな歌い方はともかく、原曲が良かったのだろうと自己弁護したい気持ちだ。


雨音はショパンの調べ(←クリック!)

2017年6月12日月曜日

今週は日米とも金融政策ウィーク  2017.6.12

横浜アリーナ



今日の首都圏は終日曇り、最高気温は23℃と過ごしやすい。


昨日は夕方に短い時間、雨が降った。
今日も夕方から夜にかけて雨が降る可能性がある。
ちなみに夜の降水確率は30%である。
やはり梅雨なのである。


今週は日米とも金融政策ウィークだ。
米国でFOMC(The Federal Open Market Committee :連邦公開市場委員会)、日本で日銀金融政策決定会合が行われる。
FOMC では利上げが確実視されており、ドル高円安の流れが起きるだろう。
円安は東証株価を上昇へと導くファクターだ。


米国は金融正常化へ着々と歩みを進めていると思う。
リーマンショックが招いた大不況を克服するため、米国は政策金利をガクンと下げて金が世の中にまわるようにしてきた。
経済が立ち直ったので、次の不況期が来た時に金利を下げて対処できるように、かつての水準に金利を戻す動きを少しづつ行っているのだ。


米国の中央銀行にあたる FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)が、国債や株など金融資産をかなり買い上げてきた。
この資産も徐々に手放していくことが決まっている。


日本も経済がリーマンショック前の水準にほぼ回復した。
今はまだ話題になっていないが、時期が来ればマイナス金利をやめたり、米国に倣って金利を少しづつ上げていくことになろう。
どっさり買い上げた国債も放していくことになる。
銀行金利がせめて2%の時代が早く来てほしい。
私たちが生きている間に実現するのだろうか。


2017年6月11日日曜日

寝ている間の突き指  2017.6.11

生田緑地と専修大学校舎



今朝、目覚めたら右の薬指を突き指していた。


昨夜、起きている時にぶつけた記憶はないから、これは寝ている間に作った突き指である。
どうやったら寝ている間に突き指ができるのか、不思議に思っている。
考えても仕方がないのだが、ついつい思いを巡らせてしまう。
これが突き指程度だからいいのだが、目覚めたら頭から出血していた、なんてことがもしも起きたら怖い。


私は寝入りばなに寝ぼけて叫び声をあげることがある。
犬に追いかけられるとか、家に不審者が侵入してくるとか、恐怖を感じる夢を見てのことである。
声を挙げようと思うのだが、夢だから声が出ない。
もがいた挙句、「うわー!」と大声が出て、自分の叫び声で目が覚めるのだ。


先日も寝入りばなに大声をあげた(そうだ)。
ただし、私はそれで目覚めた記憶がない。
いつもは必ず目覚めるのに変である。
家内が心配して私の様子を見に来たら、私が掛け布団のなかを夢中で何やら探す動作をしていたらしい。
家内が私に声をかけると私は何かを答えた後、再び横になって寝たそうだ。
翌朝、家内から指摘されたのだが私にはまったく記憶がない。


これは俗に言う夢遊病者の症状ではないか。
これだから、寝ている間に作った突き指に少し恐怖を感じている。
自分では意識がないから止める方法がない。
大事に至る前に一度、専門医に相談してみようか。
そう思っている。


2017年6月10日土曜日

英国の混迷(メイ首相の戦術ミス)  2017.6.10

新横浜駅



梅雨入りしたにもかかわらず、朝からよく晴れて気持ちが良い。


青葉がほのかな風に揺らぎながら陽光に映える外を眺めていると、3年前に札幌会で敢行した函館・札幌旅行を思い出す。
今思い出してもハプニングに満ちた、実に楽しい旅であった。
皆元気に、再びかの地へ旅に出られる日を待望している。


英国の総選挙でメイ首相率いる保守党が、勢力を拡大するどころか減らしてしまうという結果となった。
EUとの離脱交渉を英国有利に行いたい思惑が外れ、難しい交渉をさらに難しくしてしまうこととなった。
これは、「戦略は良かったが戦術で失敗した事例」として欧州史に刻まれることであろう。


メイ首相の目論みが外れた原因は戦術にある。
選挙にあたって社会保障費を減額する政策を打ち出したことが保守党離れを招いた。
俗に言う”痛みを伴う改革”を選挙民は歓迎しない。
それが英国にとって必要なことであったとしても、今のタイミングでなければならなかったのか。
Brexit を自国に有利に行うことが最優先課題であったはずが、「あれもこれも」欲張ったのではないか。


国民の半分強が Brexit を望むのは、ひとえに移民が増えすぎてもともとの英国人の生活が不便になったり安全が脅かされているからだ。
一昨日の「虎ノ門ニュース」で、英国在住の谷本真由美氏とスタジオを中継で結んだやりとりを聞いた。
イングランドのある村で、東欧から大量に移民が住み着いた結果、学校の授業がまともに行えない事態などを聞くと、過ぎたる移民は国を危うくすると思わざるを得ない。


ヒューマニズムは大切だ。
しかし、自分たちの生活を守るほうがもっと大切だ。
わが国は将来の姿の選択に際して、英国の実態から学ぶことは多い。

2017年6月9日金曜日

産業としての音楽  2017.6.9

自由が丘駅前



梅雨入りした関東だが、雨が連日降り続くというようなところまではいっていない。
晴れ間が少なくなったかな、という程度だ。


6月中旬、下旬にまとまった雨が降ればあらゆることがうまくいく。
あらゆることとはイネの育ち、水源の貯水量、人びとの消費活動などを意味する。
冬は冬らしく、夏は夏らしく、梅雨は梅雨らしくあることが経済が順調に動くための条件なのである。
そうあることを見込んで数か月前から仕込んでいるからである。


今朝は音楽産業について書く。

音楽が産業として成り立つようになったのは戦後である。
はじめはレコード、後にCDが流通し、音楽の作者や奏者には当たれば莫大な富が入るようになった。
エルビス・プレスリー、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、マイケル・ジャクソンを筆頭とする音楽長者は、生まれた時代に恵まれたと言ってよい。


昨今はCD販売からストリーム配信全盛の時代に変化した。
作者や奏者は前のようには潤わなくなった。
Apple Music などでユーザーが音楽を聴くと、かつての印税の1/100程度のお金しか作者に還元されなくなった。
ユーザーにとっては朗報だが、作者には気の毒な時代だ。
音楽に対するインセンティブが薄れ、良い楽曲が生まれにくくなるかもしれない。
そうなれば結局、ユーザーにもマイナスである。


ちなみに歴代のアーチスト別CD売上ランキングは以下の通りである。
(RIAA:アメリカレコード協会調べ)
私にとっては ABBA がここまで売れていたことを知り、驚きであった。

1.The Beatles (約16億枚)

2.Elvis Presley (約16億枚)

3.Michael Jackson (約7億3000万枚)

4.ABBA (約5億枚)

5.Queen (約4億5000万枚)

6.Madonna (約4億枚)

7.Led Zeppelin (約3億枚)

8.Julio Iglesias (約3億枚)

9.The Rollong Stones (約2億枚)

10.Cliff Richard (約2億枚)





2017年6月8日木曜日

睡眠時間  2017.6.8

横浜アリーナ



昨夜、錦織選手の対戦をテレビ観戦した。


全仏オープンである。
マレー 2セット、錦織1セットまで見極めて、夜更かしもここまでと観戦をやめて寝た。
錦織劣勢であることが見て取れたからでもある。
あと1時間、試合開始が早ければきっとゲームセットまで観ただろう。


ある学者が「遅く寝たとしても、翌朝の起床時刻は変えない方が良い。」と主張している。
生活リズムを変えないことが大切、と言いたいのだと思う。
その説にならって、今朝はいつもと同じ時間に起床した。
昼間、眠くなっても昼寝をすればよいのだ。
仕事をしていないからそれができる。


若い頃、自分に最適な睡眠時間は8時間程度だった。
高校生の時に毎日の睡眠時間を記録し、日中の体調との相関を調べたことがある。
その結果、8時間睡眠がベストであることがわかった。
保健体育のレポートとして提出したことを覚えている。


今はそんなに眠れなくなった。
ほぼ4時間くらいで目が覚める。
そのまま横になって身体を休めている。
武田先生(中部大学)によると、頭脳の休息に2時間半、身体の休息に4時間眠れば必要十分だとのことだ。
その説を信じて、今の状態が睡眠不足だとは思わなくなった。
信じる者は救われる、は本当だ。

2017年6月7日水曜日

細川たかしの大チョンボ  2017.6.7

矢作川(横浜市青葉区)



のどかな田園風景である。


先日、お天気に誘われて矢作川沿いの遊歩道へ散歩に出かけた時のショットだ。
雲の切れ間からお日様が顔をのぞかせ、草木が美しくきらめいたのでニコンの電源を入れて撮った。
その後、ニコンは表示部が真っ暗になり故障した。
修理に出すか、そのままにしておくか迷っている。


昨晩の NHK 「うたコン」をご覧になった人はいるだろうか。
私は夕食を食べながら7時のNHKニュースを見るのが恒例となっている。
ニュースが終わっても、そのままNHKの番組を見続けることが多い。
「ブラタモリ」、「家族に乾杯」は楽しい番組だと思っている。


この歌番組は楽しみにしているほどではない。
かといって、嫌いでもない。
出演する歌手はここで NHK に恩を売って、年末の紅白歌合戦に選ばれる見返りを期待しているのではないか、とうがった見方をしている。
NHKはどんな歌手を好むのかを調べるのには役に立つ。


昨夜は細川たかしが生番組なのに歌詞を間違えるという、見たことがないハプニングに出くわした。
さらに彼は思わず「あっ!歌詞間違えちゃった」と苦笑いと共にコメントし、それがそのまま放送されたのだ。
その後、最後まで歌い切ったが、さすがにきまり悪そうだった。
「すみません」を2回言ったと思う。
プロ歌手、しかも大御所の一角を占める大物の失態を見てしまった。


私は急に細川たかしが好きになった。
ネットでは偉そうだ、とか、ズラがずれている、とか評判はけっして良くない。
しかし、生番組でチョンボを犯した彼を同じ人間として悪くは思わない。
人は誰でも失敗をする、あの細川たかしでさえ。
そう思うと強い親近感を覚えるのだ。