品川
九州北部を局地的に襲った豪雨は土砂災害をもたらし、多くの人命を奪い家屋に被害をおよぼした。
昨日までの報道で確認された死者が30名、行方不明者もまだ数10人いる。
大変な災害になってしまった。
そのなかで唯一明るいニュースは、全国からボランティアが集まってきていることである。
阪神大震災後から始まったボランティア活動は、東日本大震災、熊本地震を経てわが国に定着したと思う。
これこそ社会が洗練されてきた証である。
話題をプロ野球オールスターゲームに変える。
子どもの頃はオールスターゲームの到来がとても嬉しかったものである。
私は巨人ファンだったからセリーグを応援した。
ライバルチームの有力選手が同じチームの仲間になるなんて、なんて素晴らしいことだろうと無邪気に思ったものだ。
大人になるにつれて、年々つまらなく感じるようになった。
選手は怪我をしないように手加減するだろうし、漂う緩い雰囲気、イベント臭の強さがネガティブに思えるようになった。
今ではオールスターゲームなど必要ないんじゃないかと思うまでになった。
選手たちをゆっくり休ませる時期にしたらよい。
そう思っている。
近所のコンビニ(ミニストップ)に地域の掲示板がある。
そこにはサッカークラブの勧誘ポスターが4枚掲示されていた。
野球チームの勧誘ポスターはたったの1枚だ。
昨今、スポーツ好きの子どもたちの関心が野球からサッカーに向かっていることを端的に表していると感じた。