渋谷(7月16日)
日常がどんどん流れていく。
7月もまもなく終わり8月を迎える。
昔、「サヨナラは8月のララバイ」(←クリック!)という歌があったことを突然思い出した。
映像での黒柳徹子のコメントが面白い。
さて、辞任を表明した稲田大臣について。
ボロボロに傷ついての辞任という印象だ。
安倍総理に見込まれて順調に出世してきたが、ここで挫折を味わうことになった。
辞任に至るまでにはさまざまなことがあった。
私は稲田氏に関しては防衛相というポストが”適材適所”ではなかったと思っている。
自衛隊を管轄する防衛省のトップは、やはり典型的なマッチョ組織だけに強面(こわもて)の人物がふさわしい。
伊達メガネ、網タイツのレディではミスマッチなのである。
部隊を視察する姿も、どう見ても様(さま)にならない。
自衛隊員も心のなかでは「なんだかなぁ」と葛藤があったはずだ。
もともと弁護士なのだから、法務大臣が彼女の適材適所だと思っていた。
そう考えると、金田氏の法務大臣職もミスマッチであった。
有能だと思った人物を重用することはトップの仕事である。
未経験分野で経験を積ませることも必要だ。
しかし、未経験分野に置く場合、いきなりトップは無茶だ。
サブ(副大臣)あたりで組織のならわしや行動文化を学習させた方が良い。
本人にとっても組織にとってもそのほうが良いだろう。
稲田大臣の辞任報道を見て、そんなことを考えた。