青椒肉絲
7月20日といえば一学期の終業式である。
通信簿をもらい、翌日から夏休みに入る日だ。
少なくとも小中学校までは20日が終業式だった。
九段高校に関しては記憶が曖昧だ。
2~3日早く夏休みを迎えていたかもしれない。
大学は7月上旬に試験があり、終わればさっさと長い夏休みに入ったものである。
小学生にとって夏休みは学校の束縛から解放される、心躍るものだった。
直前には健康増進という名目でカワイ肝油ドロップが校内販売された。
甘くてけっこう美味しかった。
今思うと、これはメーカーの営業努力の賜物であろう。
この企画を売り込むことに成功した社員は、おそらく社内で表彰されたと思う。
夏休みに宿題が多いのは今も昔も変わらない。
どこかの中学生が、ボリュームの多い夏休み宿題はやめてもらいたいと新聞に意見投稿していたのを読んだ。
私は以下のように考える。
1.宿題は功罪あるので、スパッとなくなるようなことはこれからもないだろう。
2.子どもの頃に、ひとつくらい思い通りにならないこともあるほうが、長い人生を生き抜くうえでプラスに働くだろう。