谷本川(横浜市青葉区) 撮影:5月17日
日曜日(5/17)の昼下がりのこと。
川崎駅の近くに住む長男を訪ねてクルマを走らせた。
わが家からほぼ1時間かかる。
クルマから見える外の景観、正確には陽射しの建物への当たり方に既視感(déjà-vu)を覚えた。
しばらく考えて、ようやく思い当たった。
そうだ、約30年前にホノルルで見た陽射しだ。
1990年から1991年にかけて、尼崎、明石、神戸で時間と労力を仕事に捧げた時期がある。
新規事業分野の製品を顧客に売り込むスタッフだった。
バブル経済がはじけたのは1991年の秋だったが、はじける前の期間だ。
世の中は好景気に沸いていた。
ついていた。
中小企業の社長さんたちは競ってセルシオに乗っていた。
その好景気に乗って私の営業成績も絶好調。
3ヶ月単位、6か月単位、年単位で支給される報奨金もたくさんもらった。
そして、年間優秀社員として1991年5月にハワイ研修旅行へ選抜された。
”研修”とは建前で、実際はバカンスであった。
ホノルルでの4日間は、今でも忘れられない。
ゴルフ、クルージング、ショッピング、焼肉店での食事、散歩。
楽しいことばかりだった。
陽射しはきらきらと明るく、空気はカラッとしていた。
一昨日の既視感はこれだったのだ。
共通点は5月だということ。
ホノルルにはいつかまた、必ず訪れるつもりだ。
札幌会、ROB神奈川東部支部で提案してみたい。