2016年5月31日火曜日

金曜日の朝(亀淵昭信、落合恵子)   2016.5.31

国会議事堂





月末である。
時間が猛スピードで駆け抜けていく。



昨夜は雨のため歩くことができなかった。
そのせいだろうか、今朝は4時台に目覚めてしまった。
短いけど睡眠は足りて、ちっとも眠くない。
台所でガタガタ音を立てると家内を起こしてしまうので、書斎で静かな時間を過ごしていた。
こんな朝は珍しい。



今週金曜日(6月3日)は朝4時に起きるつもりだ。
TOKYO FM で亀淵昭信と落合恵子が DJ をやっている。
「幸せのテネシーワルツ」という番組だ。
もう数回オンエアされているが、今まで知らなかったので今回初めて聴く。



私たち世代が中学生の頃、ラジオ深夜放送は先進文化だった。
聞いていないと級友との会話に入れなかった。
亀淵氏はニッポン放送、落合氏は文化放送で活躍していた。
お二人ともここを足場に出世し、亀淵氏はニッポン放送の社長にまで登りつめ、落合氏は作家で成功を収めた。



4時起きはちょっと辛いけど、木曜の晩は早く寝ようと思う。
同世代の皆さんも可能ならば聴いてみてください。
1960年代の終わりと70年代初めにタイムスリップできるかもしれません。






2016年5月30日月曜日

いつも音楽と共に生きてきた(エリック・クラプトン: Nobody Knows You When You're Down And Out) 2016.5.30








そこそこの強さで降っていた雨もあがったようだ。
まだ鳥の声が聞こえていないが、雨が完全にあがればガーガー、ぴよぴよと聞こえてくるだろう。




心身が疲れたなと感じた時、精神に心地よい音楽がある。

Nobody Knows You When You're Down And Out

1923年に Jimmy Cox が作曲した。
2012年12月12日(121212)にマジソンスクウェアガーデンで行われたチャリティーコンサートでの Eric Clapton の演奏が好きになった。

Blues = 退廃的 というイメージがぴったり来ると思う。
ぜひ、お聴きください。








2016年5月29日日曜日

政治資金規正法について  2016.5.29

豊かな緑





予報では関東は6月8日頃、梅雨入りするそうだ。
ということは来週水曜日だ。
季節がどんどん進んでいる感覚を覚える。



舛添都知事の公私混同疑惑で政治資金規正法の欠陥が明らかになった。
「これは政治活動です」と言えばすべてが政治資金として認められるそうだ。
性善説を前提に作られた法律なのである。



なんだかおかしいな、と多くの人が疑問に感じる場合、その法律に欠陥があるのだ。
酒酔い運転による重大事故も、かつての法律では罪が軽かったが納得できない多くの方々の意見で厳罰化された。
将来、舛添都知事と同じことが起きないように政治資金の使途に対してガイドラインが設けられると思う。



本来は政治家のモラルに委ねたい領域だ。
しかし、目に余る状況を見せつけられるとキチキチにすることもやむを得ないかなと思う。





2016年5月28日土曜日

オバマ大統領の広島訪問  2016.5.28







オバマ大統領の広島訪問をテレビ報道で観て感激した。
歴史研究家・森重昭さんとのハグに心を打たれた。


大統領のスピーチは誠実な内容だった。

被爆者の方々の心を解かしていくものがあったように思う。
セレモニーが終わった後の、被爆者の方々のコメントを聞いてそう確信した。


さすがはアメリカ大統領だ、と思った。

米国ではあまり人気がないとも聞くが、そのあたりの機微は私にはわからない。
それはそれとして、今回の大統領訪問は我が国にとって大きなプラスのインパクトをもたらしたと思う。


政府関係者、外務省関係者、警備担当区のご苦労に感謝したい。



※文字フォントの大きさが揃いません。Google のバグです。ときどきこの現象が起きて悩まされます。

2016年5月27日金曜日

伊勢志摩サミットに思う  2016.5.27

渋谷





予報では昨日、雨が降るはずだった。
今朝降っているので後ズレしたことになる。
最近の天気予報精度は高いので珍しいことだ。
ゴルフに出かけたタカザワ氏にとっては嬉しくない後ズレであろう。



さて、昨日から伊勢志摩サミットが始まった。
二日間なので今日までだ。
G7、すなわち米国、日本、ドイツ、フランス、英国、イタリア、カナダのトップリーダーが集っている。
ロシアも加えてG8の時代もあったが、ウクライナにちょっかいを出して仲間はずれを食らっている。
先進国クラブのお仕置き、制裁である。



日米は停滞する景気を上昇させようと、各国へ財政出動を働きかけている。
つまり、政府がお金を使ってインフラ投資など公共事業を起こして景気を刺激しましょうということである。
それに対してドイツ、英国は健全な財政を守るほうが大切だとして、日米の勧めに乗る気はない。



普通に考えるとドイツ、英国の考え方が妥当だと思う。
国も企業も個人も借金は少ないに越したことはない。
日本は世界一の借金を抱えている国だ。
歯止めをかけるべき時なのに、さらに借金をして財政出動しようとしている。
これは危うい。



安倍政権はアベノミクスで円安、株高を実現した。
この功績は大きい。
次は借金を減らしていくことがメインテーマだ。
財政支出を減らしていくということは、社会保障にも当然しわ寄せは来る。
国家財政が破たんして猛烈なインフレに見舞われるよりはマシだと思って、国民も我慢を強いられる。



最悪の状況を避ける、という観点が必要に思う。
守りを固める時である。
個人でも金欠であれば節約するではないか。




2016年5月26日木曜日

塩野七生氏の卓見  2016.5.26

竹林






朝起きたら薄日がさしていた。
予報では今日は雨。
これから天候は崩れていくと思う。



さて、さまざまな考え方を知ることは有益である。
昨日、新聞を読んでいて久しぶりにそう思った。
オバマ大統領の広島訪問に関して、作家・塩野七生氏(しおのななみ)が朝日新聞の電話インタビューで答えた内容の一部を紹介したい。



Q:オバマ大統領が被爆地・広島を訪問することを知ったとき、まず、どう感じましたか?

A:久方ぶりに日本外交にとってのうれしいニュースだと思いました。とくに日本側が「謝罪を求めない」といっているのが、大変良い。

Q:どうしてですか?

A:謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです。
(中略)
少し前にアジアの二つの強国のトップが、相前後してヨーロッパ諸国を歴訪したとき訪問先の国々で、日本は過去に悪事を働いただけでなく謝罪もしないのだ、と非難してまわった。
ところがその成果はと言えば、迎えた側の政府は礼儀は守りながらも実際は聞き流しただけ。マスコミに至ってはスルーで終始した。




二つの列強とは中国、韓国を指すことは明らかである。
昨年だっただろうか、中国首脳が英国を訪問した際、エリザベス女王に謁見した。
最近、女王が「彼らは無礼だった」と何かの折にこぼしたことが報道された。
どんなふるまいを指しているかは不明だが、女王にそう思わせたことは事実だ。



主張すべき場所で主張しないのはまずい。
しかし、主張しないほうが、より効果的な場合もある。
この違いは非常に深い。
よくよく考えるに値する。




2016年5月25日水曜日

婦人公論  2016.5.25

森と泉





天気は明日にかけて下り坂。
首都圏は明日、雨が降る予報だ。
晴れたり雨が降ったりしながら、季節は梅雨へと向かっていく。



さて、冬に著書「あの日」を発表した小保方さんが再び話題を提供している。
雑誌「婦人公論」で瀬戸内寂聴氏との対談を行ったことを報道で知った。
正式インタビューに応じたのは二年ぶりだという。
記事では瀬戸内寂聴氏とツーショットで、白いワンピース姿の小保方さんの近影が使われている。
対談の内容はネットをいろいろさまよっているうちにほぼ把握できたため、雑誌を購入するつもりはない。



私はSTAP現象の存在を信じている。
正確に言うと信じたいと思っている。
科学的根拠に基づいたものではなく直観的なものだ。
当時の会見から小保方さんが嘘をついているとは思えないのである。



小保方さんの勘違いだった可能性はある。
あれだけの「画期的な発見」が、終わってみたら博士号の剥奪まで進んだ事件の真相を腑に落ちる形で知りたい。
そう思って、小保方さん情報にはアンテナを立てている。
応援サイトには数多くのコメントが寄せられており、今なお多くの人々が関心を持っていることがわかる。



小保方さん応援サイト (← クリック!)




2016年5月24日火曜日

黒川温泉からの便り  2016.5.24

あじさいの葉





昨日、今日と早くも真夏日(30℃超え)である。
まだ5月だというのに。
真夏日を迎えるのが年々早くなっている。
高温といえば豪雨。
今年も各地で強いにわか雨が降るのだろう。



さて、熊本地震から40日。
3年前に泊まった黒川温泉の宿からダイレクトメールが届いた。
宿は旅館わかば(熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6431)である。
こじんまりしてくつろげる、とてもいい宿だった。


ダイレクトメールでの情報は以下の通り。

・本震では震度5強
・食器・グラスが割れ露天風呂にひびが入り、壁に亀裂の被害
・スタッフにはケガなし
4月18日から営業を再開
・GW中は当日予約の客で満室の日もあった
・黒川温泉の別の旅館では今なお営業できないところも数軒ある
・黒川温泉全体で2万4千名のキャンセルがあった




黒川温泉全体ではキャンセルでの機会損失は3~5億円くらいと予測する。
これから先もすぐに客足は戻らないだろうから損失はさらに膨らむ。
多くの従業員を抱えて、やりくりが大変であろう。



地震が小さくなったらぜひまた、と思いをはせている。
そんなことは考えていなかったのに。
こんな時期でのダイレクトメールは心を揺さぶるものがある。



旅館わかば (← クリック!)



2016年5月23日月曜日

心の底から楽しめる世界  2016.5.23

美しい青空と木々の緑






明け方に足の脛(すね)部分が攣(つ)った。
このところなかったので、”忘れていた激痛”に襲われたというわけである。



前回はいつだっただろうか。
実に久しぶりだ。
経験者は多いと思うがこれはかなり痛い。
寝ていられなくなり、苦痛を我慢しながら立ち上がって攣(つ)りが収まるのを待つ。
あまりに痛くて半泣きだ。
ひと頃、明け方の脛攣り(すねつり)がクセになっていた時期もあった。
明日以降、続けて起きないことを願うばかりだ。



さて、毎週金曜深夜の「タモリ倶楽部」は楽しみにしている番組のひとつだ。
24:20開始なので録画して後日観る。
いくら楽しい番組であっても、睡眠はとても大切だから犠牲にはできない。
しっかり眠って、あとで観る。



最近の特集はオープンしたばかりの京都鉄道博物館。
京阪電車にも乗って、出演者たちがワイワイやっていた。
タモリと共に出演したタレントたちは根っからの鉄道マニアであることがよくわかる。
喜々として汽車、電車に乗り、深く狭いオタク知識を語り合う。
少年のように、とはこのことだ。



世俗の物欲や金銭欲を超越したオタクの世界。
自分にとって大切で、心の底から夢中になれる対象は誰にもあるだろう。
タモリ倶楽部を観ていると、幸せとはそんな対象を無邪気に追いかけることなのだとわかる。
自分が小さい頃から本当にやりたかったことは置き去りにしたくないものである。





2016年5月22日日曜日

盾と矛   2016.5.22

青空に映える木々の緑





穏やかな休日の朝を迎えている。
静かな朝は心が落ち着く。



昨夕のにわか雨は予想外だった。
比較的強い雨が短時間降って止(や)んだ。
一時間ほどして外に出てみると、空には明るい月が出ていた。
空模様は変幻自在の生き物だ。
諸行無常である。



東京オリンピック招致活動でコンサル会社へ2億円強のお金が支払われた件。
パナマ文書で明らかになりつつあるタックスヘイブンの件。
この2件のニュースから皆様は何を考えるだろうか。



私は生々しい現実というものを感じる。
サッカーワールドカップ、オリンピックに代表されるスポーツイベント招致にこうした献上金はつきもののようだ。
良し悪しを問えば良くないのだが、招致したければ避けて通れない。
富裕層が資産を租税回避地に移すこと。
庶民が知らないだけで富裕層にとって当たり前のことのようだ。



腹立たしくもあるが仕方がないという気持ちもある。
この二つの感情が交錯する。
自分の中ではっきりとした結論を導くことができない。
世の中はこうしたことに満ちているとも考えられる。
経済成長と環境保全、エネルギー確保と原発、難民保護と国民生活、などなどバランスが問われるテーマは多い。



そもそも人類の存続に動植物の殺生は欠かせない。
生きることと動物愛護。
現実は矛盾に満ちている。

















2016年5月21日土曜日

都知事定例会見を見て   2016.5.21

夏は来ぬ(近所)





都内の駅施設に普段はいない警備員を見かけるようになった。
伊勢志摩サミット開催が近い。
サミット会場はもちろんのこと、ソフトターゲットで事件が起きないことを願う。
安全無事に終わってほしい。



さて、舛添都知事の昨日の会見はまるでダメだったようだ。
国民、都民感情をここまで悪くしては都知事職は勤まらないだろう。
テレビアナウンサーたちから「ケチだと言われていることについてはどう思うか?」などとトップリーダーが公衆の面前で突っ込まれているのだ。
政府・自民党関係者も対岸の火事ではないので水面下でかなり動いているはずだ。
選挙が近い。
東京都とはいえ、舛添氏には自民党の看板がかかっている。



以下は想像だ。

今はサミットを控えているから時間稼ぎをしている。
だから「第三者に・・・」を繰り返したのだろう。
これで数日の時間を稼いだ。
そして、サミットを終え各国要人が帰国してから都知事辞任を発表する。
そんな段取りなのではないか。



裏を取っているわけではないが、そんな予感がしている。
このまま知事職を続けることは誰のプラスにもならない。








2016年5月20日金曜日

本日の見どころ、聞きどころ  2016.5.20

美しい青空と緑





少しだけ気温が下がっている。
昨夜は半袖姿でウォーキングに出たが、しばらく歩いてから長袖を着てくるべきだったと軽く後悔した。
今朝は昨晩の涼しさをそのまま持ち越している。
首都圏は気温が低めだが、旭川では真夏日の予報が出ている。



今日は公私混同疑惑の舛添都知事が記者会見を行う。

あいにくライブで見ることはできないが、お詫びと釈明に終始すれども辞任表明は期待できないようだ。
中田宏氏(前横浜市長)の中チャン(中田宏チャンネル)情報によると、舛添氏が自らの非を認めて職を辞することは絶対ない、彼はそんな性格なのだと断言している。
舛添氏が厚労大臣時代に、中田氏はある件で嫌な思いをしたことが原体験としてあるという。
体験談なので信頼できる情報である。
はたしてどうなるか。



大相撲は5月場所のメインイベント舞台が整った。
横綱・白鵬と大関・稀勢の里が全勝対決するのだ。
相撲協会の願望が実現した。
願わくば、一瞬で勝負がついてしまうような戦いだけは避けてほしい。
勝ち負けはどちらでもいい。
正々堂々と力と技を極めた勝負を期待している。
白鵬は総合格闘技かと見間違える危険なかち上げは自重してもらいたい。

この勝負もあいにくライブで見ることができない。
帰宅してからのお楽しみだ。
残念だけどしかたがない。
私の都合に合わせて世の中は動いていないのだ。










2016年5月19日木曜日

消費税増税の是非  2016.5.19

映える緑(近所)





昨日も今日も爽やかな好天。


この好天は来週火曜日くらいまで続くそうだ。
美しい空や緑を眺めながら、おいしい新茶を味わえる季節でもある。
緑茶葉を飲材料に選択した先人の英知と地球の営みに感謝したい。


さて、消費税増税に関して書く。

来年4月の増税を予定どおり行うか、それとも延期するか。
これはかなり難しい選択である。
どちらを選んでも万人が喜ぶ意思決定にはならない。
政権はつらいよ、である。



国の借金は膨らむだけ膨らんで、1000兆円を超えている。
高齢化がこれからも進む。
個人でいえば多額の借金を抱えて、これからも出費がさらにかさむことがわかっている状態。
何もしなければ借金が膨らんで自己破産する。



わが国が破産することだけは避けなければならない。
普通に考えれば増税やむなしではないだろうか。
増税すると消費が落ち込み、経済成長を阻害する。
それも事実だ。


将来の悲劇が予想できるのだから、今は成長ではなく基盤固めを優先する時期である。
したがって増税やむなし。これが私の結論である。






2016年5月18日水曜日

称えたい大相撲名勝負と美技  2016.5.18

六本木





今日は沖縄除く全国できれいな青空が望める。
スカッと晴れた洗濯日和(びより)の一日だ。



気温もぐんぐん上がり、夏日の地域も多いとの予報。
佐佐木信綱の「夏は来ぬ」は今日のようなお天気の日に彼が感じた詩ではないだろうか。
ちなみに「来ぬ」の「ぬ」は not の意味ではなく完了形である。



さて、再び大相撲の話題に触れなければならない。
稀勢の里・琴奨菊戦が実に素晴らしい勝負だったからだ。
両者ともがつんと立ち合い、引いたりいなしたりすることなく体重をぶつけて押し、投げるという相撲の醍醐味を堪能させてくれた。
こうした力勝負を見ると勝ち負けなどどうでもよくなってしまう。
両力士を称えたい。



このところ、立ち合いの変化で瞬間完了してしまう取組を見せられてうんざりしていた。
白鵬が勢戦で見せたかち上げ。あれは危険きわまりない。
ルールを至急改正して反則にしてほしい。
勝てばなんでもアリ、では相撲がつまらなくなってしまう。
相撲は総合格闘技ではないのだ。



いっぽう、十両・宇良の技は素晴らしい。
相手に背中を見せ、土俵際まで追い詰められた。
通常ならこのまま送り出されて負けのパターンだ。
そこから見せた腰投げが見事に決まった。
これぞプロ力士。
勝てばなんでもアリ、は彼のような美技に送りたい言葉だ。



宇良の腰投げ(← クリック!)



2016年5月17日火曜日

いつも音楽と共に生きてきた(バチェラーガール:大瀧詠一)   2016.5.17

新百合ヶ丘駅





雨がしとしとと降っている。 



この雨で草木がまた大きく育つことだろう。
草木は二酸化炭素を酸素に換えてくれるから貴重だ。
中学2年の理科で光合成を習った時の衝撃はとても大きかった。
地球の生物はうまくできているものだと感動した。



雨を曲名に使った歌は数限りない。
「雨」(三善英史)、「RAIN」(ビートルズ)、「雨にぬれた初恋」(カウシルズ)、「冷たい雨」(ハイファイセット)、「雨にぬれても」(B・J・トーマス)、「Have You Ever Seen The Rain」(クリーデンス クリアウォーター リバイバル)、「 雨音はショパンの調べ 」(小林麻美).....
小林麻美はとても歌が下手だった。




松本隆・大瀧詠一の「バチェラーガール」は雨と失恋がテーマの名曲だ。
雨は壊れたピアノ、とはうまいことを言うものだと思った。
大瀧本人も歌っているし、稲垣潤一へも提供されてヒットした。
大瀧作品の中でもかなり好きな曲である。
その稲垣潤一はまた、「ドラマティック・レイン」も歌っていた。
本当に雨の歌は多い。











2016年5月16日月曜日

大相撲5月場所 中日(なかび)を終えて   2016.5.16

横浜市青葉区





沖縄がまもなく梅雨入りする。



首都圏はいつも沖縄の半月から一ヶ月遅れだから、梅雨も近くなってきた。
この前、正月を迎えたと思っていたらもう梅雨だ。
月日がたつのは本当に早い。
毎年毎年繰り返されていることだが、梅雨は我々日本人の生活リズムのひとつになっている。



さて、大相撲5月場所も中日(なかび)を終え、今日から後半戦に入る。

全勝が白鵬、稀勢の里、1敗が日馬富士、豪栄道。
2大関が健闘し、場所を盛り上げている。
とくに稀勢の里が取りこぼしなく、強さを見せて折り返した。
成績次第の横綱昇進可能性を匂わす協会にとっては、してやったりの展開であろう。
今日の豪栄道戦もたくさんの懸賞がつき、かなり沸き立つことが予想される。
仮に大関、横綱との対戦でも勝ち進むことになれば、かつてない”稀勢の里旋風”が起きること必至だ。



豪栄道も引く悪い癖をやめようと意識していることがわかる。
一皮むけた観がある。
このまま引くことなく前へ前へと出る相撲をとってほしい。




心配なのは照ノ富士。
ひざの故障の回復が思わしくなく、かつてとは別人のように負け続けている。
いったん休んで完治させたほうが良いと思う。
今のままで相撲を取り続けると大関陥落もありそうだ。
大器なのだから身体を大切にしてほしい。




2016年5月15日日曜日

再び舛添都知事の件  2016.5.15

東急バス車内





舛添都知事の旗色が悪い。
公用車での週末別荘通いを止めると宣言したばかりだったが、今度は家族旅行費用の処理をめぐって公私混同疑惑を突きつけられた。
このまま知事職を続けられるのか、厳しい展開になってきた。




わかりやすい話なので誰もがコメンテーターになれるテーマだ。
何ら専門性を要しない。
テレビでは半分おもしろおかしく取り上げられるだろうし、都議会の追及もあるだろう。
週刊文春が次の一手を出すことがあれば、とどめの一撃になる可能性は高い。
辞職が近いように思う。




早ければ今週、遅くとも来週には動きがあるのではないか。
単なる直感だが。



2016年5月14日土曜日

心配な米国大統領選  2016.5.14

矢作川






米国大統領選のゆくえがどうなるか、市井の一日本人が心配してもしかたがないことだとはわかっていても気になる。
いつもいつも大統領選のことを考えている訳でもないが、ふとこの先どうなっちゃうんだろうと小さな不安がよぎることがある。
そしてすぐ忘れる。そんなことの繰り返し。



民主党・クリントン氏は当選したらきっと無難に務めるのだろう。
そう思わせるだけの政治キャリアがある。
でも、米国内を覆うムードを変えてくれそうな気がしない。
米国内を覆うムードとは、超富裕層に富が集中する格差への不満だ。
サンダース氏が提唱している格差解消へ切り込んでいく期待が持てない。
彼女も夫もともに堂々たる富裕層だ。



いっぽう共和党・トランプ氏はどうか。
今までの政治家にない率直な物言い、実業界でのキャリアは魅力だが、聞こえてくる発言は歴史への無知さが感じられるものがあり危うさぷんぷんである。
在日米軍の費用負担に関する発言を聞くと、何も知らないのかと不安になる。
この先、彼のブレーンが歴史を正しく教え、バランスの取れた政治観を示すようになれば脈はあるが、果たしてどうか。




新しさを求めるのであればトランプ氏。
だが、今のままでは危うい。
安定を求めるのであればクリントン氏。
だが、手あかがどっぷりついている。
新鮮さがありバランス感覚のある人は望めないものか。
もう遅いのか。





2016年5月13日金曜日

悪い話ばかりではない経済ニュース 2016.5.13







三菱自動車が日産の傘下に入ることになった。



燃費データの不正が長きにわたって行われていたことは残念な話である。
消費者は燃費だけにこだわってクルマを購入する訳ではないが、スペックを偽ってはいけない。
信頼回復にはかなりの時間を要するだろう。



その一方で、三菱車が東南アジアで高いシェアを持っていることは初耳だった。
また、SUV(Sports Utility Vehicle:車高の高いごつごつしたクルマ)に強いことが日産を動かした理由とのことだ。
日産も三菱も共に電気自動車には注力しており、プラスに働く可能性の高いM&Aだと思う。



朝日の経済欄には三菱自動車のほか、東芝、シャープの苦境2社に関する記事が掲載されていた。
これだけ見ていると、日本企業危うしのような気分になってしまうが良いニュースもある。
ソフトバンクが米国スプリントを黒字化させたのだ。
これはあまり大きく報道されていない。



私は3ヶ月ごとにソフトバンクの決算発表を動画で見ている。
発表がわかりやすく、また孫社長の話が聴きやすいからである。
使われるスライドは見事なまでに簡潔明瞭。
いつも感心している。



1時間20分くらいあるが、皆さんにもぜひ一度ご覧になって頂きたいと思う。
稀代の名経営者のプレゼンを聴いて損はない。










2016年5月12日木曜日

文芸春秋  2016.5.12

今朝の近所





風も止み、朝から素晴らしい天気になった。
冬以外でこんなに良い天気にはなかなか巡り合うことはない。
こんな日ばかりなら春も悪くない。




新聞での広告を見て文藝春秋6月号を買った。
前回買ったのは12月号だから半年ぶりになる。
前回はアベノミクスの成否を問うという特集に釣られた。
安倍晋三首相の書き下ろし ~「一億総活躍」わが真意~ は読みごたえがあった。
その内容は濃く、何ごとも当事者の考えや主張に直接触れることが大切だと改めて思ったものだった。



今回は特集が「強欲資本主義と決別せよ」である。
ホセ・ムヒカ氏へのインタビュー記事 ~「成長を求めるな、幸せを求めよ」~は今の私のストライクゾーンだ。
また、「暴発秒読み 金正恩と北朝鮮10の謎」もスルーはできないと思った。
とどめが特集「百歳まで生きる」の「百寿を達成する12の条件」だ。
食事、酒・たばこ、運動、性格、医師、がん・糖尿病、家族、住まい、老いの仕組み、幸せ感、趣味・恋、遺伝子の12分野別に慶応病院の先生が書いている。



これだけ好物を並べられると買わずにはいられない。
セールスポイントは3つくらいあると消費者は買う気が起きる。
文藝春秋を買った私の素人マーケティング分析である。



2016年5月11日水曜日

プロ野球  2016.5.11


六本木





雨降りの夜はウォーキングを休む。
休まず、なるべく毎晩歩きたいと思っている。



歩き出しは降っていなくても途中で雨にあたりそうな日は折りたたみ傘持参で出かける。
この傘に救われることがけっこうある。
昨晩もそうだった。
1時間ちかく歩いたラスト5分で降り出し、傘に救われた。
備えが功を奏すると、それだけでうれしいものだ。


さて、プロ野球について書く。

プロ野球へのこだわりが薄れて久しい。
結果をテレビや新聞で確認するだけになっている。
新たに活躍する選手もフォローできていない。
それでも順位がどうなっているかは常に気になる。
セリーグはけっこう団子で競(せ)っている、パリーグは早くもソフトバンクが独走・・・。



私が幼い頃、父はプロ野球中継に熱中していた。
仕事を終え帰宅するとすぐにラジオを聞き始め、テレビ中継が始まるとテレビをつける。
我々子供たちがワイワイ騒ぐと「聞こえない」と叱られた。
それだけ熱中していたのである。



そんな父に影響されて私も野球中継が好きになった。
夏休みの絵日記はほぼ毎日、「プロ野球をテレビで見て、寝た」だった。
初めてスタジアムで観戦したのは小学生低学年の頃、川崎球場の巨人-大洋戦だ。
父が連れて行ってくれた。
スタジアムライトに照らされた野球場の美しさに私は感激した。



その試合が7-2 で大洋の勝ちだったことを今でも忘れない。
亡き父との遠い日の思い出である。












2016年5月10日火曜日

北朝鮮に関する報道  2016.5.10







連日、北朝鮮に関する報道が目につく。
とくにテレビに多い。



きっとゴールデンウィークが関係している。
GWで世の中の動きが止まると報道ネタも少なくなるので、マスコミも必要以上に取り上げているのだと思う。
ネタ枯れ時期での格好の放送材料だ。



それにしても取り上げる回数が多すぎるのではないか。
我が国のテレビが数多く放送すればするほど、北朝鮮幹部を喜ばせているように感じる。
瀬戸際外交を行う隣国を勢いづけている。




金正恩氏が労働党委員長に就任したとのことだが、たいしたニュースには思えない。
独裁だからどんなポストでもつける。
父親(金正日)は軍を重視したが彼は党を重視した、と報道されてもピンと来ない。




私がいちばん気になるのは、本当に核兵器を開発できたのか?
嘘ではないのかという点である。
高らかに核保有国であると宣言しているが本当なのか?
何も情報はないが米国、中国、韓国は宣言をそのまま信じてはいないはずだ。
そこを掘り下げた報道を期待しているのだ。




2016年5月9日月曜日

大相撲夏場所始まる   2016.5.9

横浜市青葉区






大相撲夏場所が始まった。



3月の春場所と較べて目玉となる話題に乏しい。
先場所は琴奨菊の横綱昇進なるか、が最大の目玉だった。
中盤で早々に可能性は消えたが、それなりにファンの期待感を盛り上がることはできた。
琴バウワーも楽しめた。
彼は現在、ソフトバンクのCM で琴奨ギガと呼ばれている。
人気者になったものだ。



今場所は協会が稀勢の里にかすかな横綱昇進可能性を匂わせているが、ちょっぴり無理筋に思う。
なにしろ稀勢の里に優勝経験はないのだから。
たとえこの場所で全勝優勝しようとも昇進させるべきでない。
安定感を証明してくれないと上がった後、見ているほうが辛くなる。
横綱は昇進後が大切だ。



照ノ富士の復活を期待したい。
大きな相撲のとれる逸材だが、膝のけがでこのところ精彩を欠いている。
強い照ノ富士が戻ってきてほしい。
初日に負けちゃったが琴勇輝も頑張ってもらいたい力士だ。
立ち合い前の「ホゥ!」を見られなくなったのはとても残念だが、土俵上の所作伝統を維持する観点から納得するしかない。
勝ち名乗りを受けた後、土俵を降りる前の所作もユニークだからそれを楽しみに応援するつもりだ。





2016年5月8日日曜日

ストレージサービスの罠  2016.5.8

渋谷





GWも今日で終了する。
2日、6日に出勤している人は休んじゃ出て、の連続で調子が狂う感覚があるのではないだろうか。
来週の通常勤務が苦痛に感じることだろう。



さて一昨日、Microsoft からメールが発信された。
ストレージサービス One Drive の無料サービス規定変更を知らせるメールだ。
ストレージサービスとはクラウド、つまり外部サーバーにデータを保存しておくことのできるサービスである。
写真、動画、音声など重たいデータを自分のパソコンに保存せず外部へ保存すれば外付けハードディスクなどが不要だ。
友人にもアクセスできるようにすればデータ共有も簡単にできる。



変更点は無料で使えるデータ容量が少なくなること。
具体的には従来15GBまで無料だったが、8月以降は5GBまで無料に変更される。
つまり5GB以上保存していたユーザーは突然、有料になるのだ。
寝耳に水で、あせっているユーザーもさぞや多いだろう。



ストレージサービスは無料で便利だから、と気軽に使い始める。
保存するデータ量が増えた頃、有料になりますと言われても今さら簡単にはやめられない。
他のストレージサービスへ引っ越しするにしても手間が大変だ。
有料になる場合、料金は月々数百円程度だから「まあ、仕方がないか」と継続使用する人がほとんどだろう。



これはユーザーの足元を見たビジネスだ。
ストレージサービスを利用する際には知っておくべき知識である。
Microsoft がちょっぴり悪質と感じるのは、途中から無料領域を小さくしたことである。



私が Google へ月々2ドルを支払っているのは、このブログを維持するためである。
このブログも Google のストレージサービスを使っている。
支払いを辞めればブログで残した膨大なデータへアクセスできなくなってしまう。
この支払いは納得して払っているからいいが、Microsoft の途中変更はいただけない。
最近、業績が以前ほど良くはないから利益確保に動いたのだ。