2016年5月7日土曜日

北方領土問題  2016.5.7

餃子





雨も上がり、再び爽やかな天気の土曜日を迎えた。



空を見上げると、春9割、夏1割であることを感じる。
先日、都内でトンボを見た。
4月にトンボを見るとは思わなかった。
夏1割に素早く反応した早熟のトンボだったのだと思う。



安倍首相がロシア・プーチン大統領と会談した。
北方領土問題については予想通り進展はなかった。
報道では「双方に受け入れ可能な解決策の作成に向けて、新たな発想に基づくアプローチで交渉を加速していくことで一致」とのこと。
よくわからない。
後退していないが前進もしていないことだけはわかる。



成果は今年9月に再び首脳会談を行う約束をしたこと。
ロシアとは首脳会談の回数を重ねておいて損はない。
ロシアが北方領土を返還する可能性は、今のところ極めて小さい。
あるとしたらギブ&テイクの取引において、ロシアの欲しいものを日本が提供できるケースしかないと思う。



情勢は絶え間なく変化する。
日本にできることは首脳会談を絶やさずチャンスを待つことだ。
北方領土問題をライフワークにしてきた鈴木宗男氏はどんな返還ストーリーを描いているのだろうか。
いちど聞いてみたいと思っている。