六本木
雨降りの夜はウォーキングを休む。
休まず、なるべく毎晩歩きたいと思っている。
歩き出しは降っていなくても途中で雨にあたりそうな日は折りたたみ傘持参で出かける。
この傘に救われることがけっこうある。
昨晩もそうだった。
1時間ちかく歩いたラスト5分で降り出し、傘に救われた。
備えが功を奏すると、それだけでうれしいものだ。
さて、プロ野球について書く。
プロ野球へのこだわりが薄れて久しい。
結果をテレビや新聞で確認するだけになっている。
新たに活躍する選手もフォローできていない。
それでも順位がどうなっているかは常に気になる。
セリーグはけっこう団子で競(せ)っている、パリーグは早くもソフトバンクが独走・・・。
私が幼い頃、父はプロ野球中継に熱中していた。
仕事を終え帰宅するとすぐにラジオを聞き始め、テレビ中継が始まるとテレビをつける。
我々子供たちがワイワイ騒ぐと「聞こえない」と叱られた。
それだけ熱中していたのである。
そんな父に影響されて私も野球中継が好きになった。
夏休みの絵日記はほぼ毎日、「プロ野球をテレビで見て、寝た」だった。
初めてスタジアムで観戦したのは小学生低学年の頃、川崎球場の巨人-大洋戦だ。
父が連れて行ってくれた。
スタジアムライトに照らされた野球場の美しさに私は感激した。
その試合が7-2 で大洋の勝ちだったことを今でも忘れない。
亡き父との遠い日の思い出である。