表参道
憲法記念日である。
改憲論議は庶民レベルでは高まっているようには思えない。
正確に言えばまったく盛り上がってはいない。
ないに等しい。
日々を幸福に暮らせればわざわざ改憲しなくても、という社会の空気があるのではないか。
護憲を謳う政党の主張もピンと来ない。
「憲法を変えること イコール 戦争をする国」という思考は飛躍しすぎている。
自衛隊があるという現実を曖昧なままにせず、防衛・防災軍として明確に位置づけ他国からの侵略的行動からディフェンス行動がとれる法的根拠を整備するべきだと思っている。
これから迎える参議院議員選挙で改憲論議が盛んになるのかもしれない。
そうであるならば、国民の平和と安全を守るという目的を達成するために憲法はどうあるべきか、という建設的な議論が行われてほしい。
どこまで行っても平行線という議論ではなく、噛み合った議論であってほしい。