矢作川
連休を迎えて被災地・熊本に多くのボランティアが集まっていると報道されている。
日本では災害に見舞われた地でのボランティア活動が社会全体に定着した感がある。
こうした活動が始まったのは阪神大震災からである。
東日本大震災をはじめ、伊豆大島の大雨被害、中越地震、鬼怒川土手崩壊などでも多くのボランティアが復旧・復興に貢献している。
参加した人たちには頭が下がる思いだ。
ボランティアは災害からの復旧に限らない。
2020年東京オリンピックに向けて縁の下の力持ち的なボランティアもあるし、介護ボランティアもある。
病院において歌で患者さんの心を癒すこともボランティアだ。
GDP では低成長を続けている日本だが、ボランティアに焦点をあてれば大きく成長した。
経済活動はとても重要だが、無償の貢献活動も尊い。
日本の社会は洗練されてきている。
そのことを誇りに感じて良いと思う。