2016年5月6日金曜日

舛添知事の件  2016.5.6

代々木公園





気温がぐんぐん上がり季節は夏へと向かっている。



この連休で今年初めてポロシャツを着た。
ルームウェアも夏仕様へシフトさせた。
足先が冷えるので靴下だけは冬仕様を継続している。
夏冬ごちゃまぜで季節変化へ対応している。



安倍総理が伊勢志摩サミットの地ならし、欧州首脳との事前情報交換で外遊している。
イタリア、フランス、ドイツ、イギリスのトップと会い、まもなくロシア・プーチン大統領を訪ねることになっている。
懸案の北方領土問題はもちろんすぐには解決はしない。
それでも、サミットに呼ばれないロシア大統領と面談しておくことはホスト国の長として重要である。



安倍総理が外遊しても経費を詮索されることはない。
その行動が必要なものだと国民、マスコミが認識しているからだ。
ところが東京都知事の外遊には金を使い過ぎであると批判の声がある。
また、公用車を使って週末に湯河原の別荘へ行っていたことが明らかになり、格好のマスコミネタになっている。



舛添知事の外遊に関しては、そもそも必要性がなさそうに素人には思える。
そこにもってきて多くの部下を引き連れ、高いホテルに泊まっているから騒がれてしまう。
世界に冠たる大都市の知事が滞在するにふさわしい、それなりの格あるホテルに泊まることは問題だとは思わない。
外遊の成果がよくわからないところに騒ぎの根っこがあると思う。
遊びに高い金を使いやがって、ということだ。



「公用車で別荘通い」については、私は舛添さんは良くも悪くも大物だなと思った。
ワイワイ言われないという意味でのリスク管理としては、世田谷の自宅で私用車に乗り換えて湯河原に行っておればマスコミネタになることもなかった。
「公用車は走る知事室」と彼は表現したが、その通りだと思う。
仕事の遂行には支障はないだろうと思う。



これも理屈ではなく感情の問題である。
規定ではOKでも国民感情にひっかかる。
都民ではない私にも癪にさわる話題なのである。
当然、やっかみが大半を占めている。
政治家は人気商売なのだから人々のやっかみを買わないほうが身のためだ。