焼肉 ギュウトピア(横浜市港北区) 6月1日
過去にもきっと同じことを書いているかもしれない。
それを承知のうえで書く。
大瀧詠一による楽曲にはお気に入りがたくさんある。
どの曲がいちばん好きか、と問われても答えに窮する。
その時々によって答えは変わるから。
今、尋ねられれば「真夏の昼の夢」と答えるだろう。
この曲は「ナイアガラカレンダー」に収録されている。(1977年12月末リリース)
全12曲がカレンダーよろしく、1月「Rock'n Roll お年玉」、2月「Blue Valentine Day」・・・12月「クリスマス音頭」という具合に展開される。
「真夏の昼の夢」は8月の曲。
”真夏の夜の夢”をもじった氏独特のシャレである。
曲調はエレガントそのもの。
この曲を聴けば、後の大ヒットアルバム「A Long Vacation」(1981年)がリリースされたのも当然のことだと納得できるだろう。
この曲を作れる人だから「A Long Vacation」も作ることができたのだ。