レバニラ炒め定食(日高屋) some day
遅かったけど、秋が深まっている。
半袖シャツはもう着ないし、そろそろシャワーをやめて温かい風呂に入りたくなった。
夕暮れは早いし、夜明けも遅くなった。
今日は10月13日。
47年前の今日、初任地の札幌へ旅立った。
毎年、この日を迎えると必ず思い出している。
札幌に到着した日は駅前のワシントンホテルに泊まった。
やることがないのでパチンコをして、出玉をタバコに交換した。
翌朝、会社事務所へ出勤し、総務係長からあれこれオリエンテーションを受けた。
係長が喫煙者とわかったので、パチンコで取ったタバコを差し上げた記憶がある。
いらんことをしたものである。
その日がどんな一日だったかはまったく覚えていない。
上司となる課長、係長と面談したことは間違いない。
記憶ゼロだ。
夕方、月寒にある独身寮へバスで向かった。
寮母に挨拶をして、風呂のローテーションとか食事の時間を教えてもらったと思う。
こちらも記憶ゼロ。
翌日だったと思う。
寒いから電気屋で石油ストーブを買い求め、箱のままバスに乗って寮まで運んだことはけっこう鮮明に覚えている。
札幌の秋は想定通り寒かった。
あれから47年か。
早かったような、長かったような。
若さと情熱だけはあった。