ハウテン町 オランダ(Bing Wallpaperより)
自民と維新の連立を前提とした協議が進んでいる。
基本理念・政策がほぼ一致する両党の前向きな協議が連立政権樹立に結実することを期待したい。
安全保障、憲法、エネルギーという国家運営の最重要マターが、空理空論に流れず現実的かつ戦略的に固められることは喜ばしい。
もうひとつの極・国民民主は公明党が連立離脱したことで、自民との連立が過半数を満たさないことを理由に連立入りを断った。
国民民主の熱烈な支持者からはきわめて不評な判断ではあった。
ネットを見ると、彼ら熱烈支持者は高市総裁の自民党と組んでほしかったようだ。
玉木代表は二度とないチャンスを逃した、勝負時を読めていない、もう国民民主には投票しない、など愛情が過ぎて失望に転じたコメントもたくさん見た。
玉木代表はまず自公国で昨年末に合意した「ガソリン減税」「103万の壁の是正」を年内に実現させることを最優先した。
この2つが実行されれば自民との信頼関係が醸成され、その先の展開につながると同党チャンネルで述べている。
私は国民民主はもったいないことをしたと思っているが、代表の判断は苦渋の判断として尊重したい。
自民、維新、国民の3党がこれからの政治を引っ張っていくことだろう。
国民民主を評価できるのはスローガン「対決よりも解決」のもと、優れた政策を選挙公約に掲げて実現をめざす政治スタンスである。
野党第一投・立憲が批判ばかりで自民の足を引っ張ることに執心し、ちっとも生産的でないのに比べれば違いが際立つ。
立憲は安保法制には違憲部分があると10年来主張してきた。
最近の党首会談でどの部分が違憲かを玉木代表が野田代表に尋ねた。
その答えが「今のところ見当たらない」と来たもんだからズッコケる。
反対のための反対だったのだ。
こんな政党はいらない。
話がそれたが、自維国がわが国の政治を力強く牽引していってくれる手ごたえを感じている。
いよいよ三方よし(国民、政界、経済界)の政治が行われ、日本の明るい未来が築かれそうだ。
楽観的に過ぎるかもしれないが、たまには政治に期待してもいいじゃないか。