2025年10月12日日曜日

公明党の連立離脱 真の理由   2025.10.12-②

五目あんかけラーメン(日高屋) once upon a time





日高屋のメニューの中でも秀逸に美味いのが写真の五目あんかけラーメンである。
写真を見ているだけで唾液が出てくる。
うーん、食べたい。


さて、公明党の連立離脱の興奮冷めやらない日曜日の朝。
公明党代表・斎藤哲夫氏が ReHacQ(リハック) に出演し、連立離脱理由と背景についてじっくり1時間40分近く語った番組を観た。
斎藤氏が語ったなかで、私のなかに新たな気づきがあった。


昨年の衆院選、今年の都議選、そして参院選を通じて、公明党は連立を組む自民党の「政治と金」問題への説明と謝罪にエネルギーをそがれた。
3つの選挙に自公とも負けた原因の多くは、やはり自民党の「政治と金」に起因する政治不信である。
この指摘は私も同意である。


ここへメスを入れない限り、公明党は自民党と共に沈んでいくばかりだ。
新たな総裁が誕生したことをきっかけに、自民党の覚悟のほどを確認したが、高市総裁からは本気度が伝わってこなかった。
それならば連立をクリアしよう。
クリアしなければクリーンな政党を標榜する党のじり貧は回復できない。


公明党側の多くの関係者はそう感じていたのだ。
自民党は公明党の心情に感覚が鈍かった。
先へ先へと意識が向きすぎて、党勢が落ちている真の原因に向き合う姿勢がかなり足りなかったのではなかろうか。
番組を観て、そう私は結論を導いた。


自民党側にも言い分はあろう。
連立解消は痛いが、それでも政治を先へ進めていかなければならない局面でもある。
何年か先に、今回の事件が持つ歴史的意義が明らかになる。


1時間36分


追伸

斎藤鉄夫氏は実に誠実な人であることがよくわかった。
さすがは党の代表を務めるだけの人物である。