堂ヶ島
日本では東京都知事の公私混同疑惑が国をあげての関心ごとになっている。
昨日の集中審議では、都知事から不信任決議案の提出を猶予してほしいと泣きが入る段階へと進んだ。
4年後の東京オリンピックと都知事選が重ならないよう、秋の都議会まで延ばしてほしいということである。
それはそれで一理あるが、政権与党は参議院選挙への悪影響を最優先に考えているので不信任案の先延ばしはないと思う。
時間の問題で都知事辞任が見えてきた。
世界的に見た場合には英国のEU離脱懸念がトップニュースである。
直近の世論調査では離脱派が残留派を上回っていると報道され、ユーロが売られ円が買われている。
またしても日本円が安全資産として見られているのである。
借金を積み重ねる日本が本当に安全かどうかはわからない。
英国ではEU離脱可否をめぐる国民投票が6月23日に行われる。
EU離脱ということになれば、予測できないさまざまな混乱が発生するのだろう。
英国はかつて世界最強の国だった。
今はEUの一員なのでEUが決める各種規制に従わなければいけない。
移民受け入れ人数すら自国で決められない。
誇り高い英国民が離脱に流れる気持ちはわからなくもない。
さて、結果はどうなるか。