池上本門寺裏
鳥取で震度6弱の地震が発生した。
昼頃、震度4の揺れがあり、その2時間後にさらに強い揺れが起きた。
熊本地震と同じパターンである。
熊本も鳥取も地震学者たちが地震発生の恐れを指摘したことがない地域である。
地震が起きると「ここは活断層がある」と後付けの説明が行われる。
「地震が起きないとは言っていない」と言いたげである。
地震学者たちが南海トラフや首都直下の発生可能性を示唆してからかなりたつ。
その間、東北、中越、熊本、鳥取で大地が揺れ大きな被害を出している。
南海、首都直下が起きていないことは良いことだが、他の地域への警告がなかったことは地震学者の怠慢である。
警告しなかったのではなく、警告できなかったのだろう。
つまり、どこで地震が起きるかわからないのだ。
地震予知はできない。
日本全国どこでも起きる可能性がある。
各家庭で備えるしかない。
これが地震予知の実態だろう。
地震学者たちはそのことを明らかにするべきである。
後付けの解釈は不要である。
国の研究予算も見直してほしい。
人々の幸福に役立っていないのだから科学ではない。