大田区池上
日本シリーズは広島カープの連勝で始まった。
明日から舞台は札幌に移る。
かつてと較べてプロ野球への興味・関心が格段に薄れ、シーズン中はほとんどテレビ観戦しなかった。
しかし、日本シリーズだけは別だ。
両リーグを制したチーム同士の好ゲームを期待する気になる。
この2試合は日ハム投手陣の制球の悪さが目についた。
大谷に乱れた印象はなかったが、後続の投手陣は雰囲気に飲まれていた。
制球が定まらず、広島の打者との勝負を有利に運べていない。
対して、広島の繰り出す投手はスピード、コントロールとも素晴らしく、さすがはセリーグの覇者だなと思わせるものがあった。
日ハムの打者たちはさっぱり打てていない。
日ハムファンにはストレスのたまる試合だっただろうと思う。
日ハム・栗山監督も辛い2試合だった。
意図した戦いができない監督は我慢の二文字を強いられる。
テレビに映し出される栗山監督の表情はとても硬かった。
勝負は終わるまでわからない。
過去に何度も逆転劇を見てきた。
札幌で流れが変われば展開は一転する。
まずは勝敗が互角になることを期待している。
一方的な戦いはつまらない。
最後までもつれてほしいと願っている。