旭岳(大雪山国立公園 2012年8月撮影)
英語、数学、国語、理科と書いてきた。
となると、今日は社会である。
社会は地理、歴史、政治経済、倫理社会に細分化される。
小学校では地理が中心となっていた。
私たちの暮らす国土の姿をきちんと把握しておくことは、ここで生きていくうえで必須である。
小学校の時、蓮沼にある学習塾に通ったことがある。
兄が行っていたので私も行きたくなったのである。
塾では塾の先輩を招いて、塾生と同じ試験を受けさせることがあった。
日本の地図を示して、正しい都道府県名を答えさせる試験である。
結果は、日本地理を勉強中の現役塾生のほうが先輩よりも点数が高かった。
学習している最中のテーマだから当然である。
塾側の狙いは塾生に自信を付けさせることにあったと思う。
塾長はオーバーな表現で塾生を褒めたたえた。
今でも懐かしく思い出す。
大学受験には日本史を選択した。
私は授業中のなかでイベントや年代を暗記してしまおうと決意した。
あとで覚えよう、では自分に負荷がかかると判断したからだ。
やればできるのもので、毎回授業が終わるとその単元は記憶定着することができていた。
このやりかたは受験にかなり役立った。
早大の日本史はかなり重箱の隅をつつく問題だった。
「傾向と対策」でそのことを確認した。
入試直前は教科書の隅に小さな文字で書かれている部分を集中的に暗記した。
本番でそれがズバズバ当たった。
してやったり、である。
早大に対しては戦略的な対策勉強ができたと思っている。