青池(上川郡美瑛町 2014年8月撮影)
人生には良いことと悪いことが起きる。
故ジョージ・ハリスンは Crackerbox Palace のなかで歌っている。
That’s all a part of life
早いスピードで月日は過ぎ去っていく。
数日前、何を考え何をしたかすら記憶に残らない日々は多い。
しかし、今月にかぎっては違った。
喜怒哀楽の喜、哀、楽に満ちた月になった。
ハリスンの歌詞がいつにもまして心に迫る。
さて、美術(科目)について。
絵心(えごころ)がある人がいる。
生まれつき親から受け継いだ能力である。
この能力はあるか、ないかのどちらかで、ない人は努力しても上手な絵は描けない。
ある人は教えられなくても、いともたやすく美しい作品を作り上げる。
私には絵心はなかった。
幼稚園の頃から画用紙に絵を描いていたが、これといった傑作はひとつも生まれなかった。
小学校の授業では、時間内に描き上げられなかった者は後日提出の宿題になる。
これが苦痛だった。
能力的に生み出せないのだから、時間を費やしても生み出せない。
ということで、美術とは縁遠かった。
大人になってから、上手な作品を鑑賞する楽しみだけは知った。