政治・経済・社会を眺望したコメント、趣味嗜好を掘り下げた雑感を綴ります。皆様の心に響くものがあれば、それは筆者の喜びであります。☆★☆2018年6月にブログ名を刷新。毎日更新を目標にしておりますが、予告なくサボることがあります。☆★☆
2015年12月18日金曜日
岡本おさみ氏の訃報 2015.12.18
朝食を済ませて8時半から9時に書斎に入る。
モーニングサテライト(テレ東)を50分ほどチェックしてから本稿執筆に取りかかるのが日課になっている。
10時までにアップすることが目標だ。
作詞家の岡本おさみ氏の訃報を朝刊で知った。
73歳というから長寿者が目立つ今の日本では早世のほうだ。
岡本おさみ氏を知る人はそれほど多くはないと思う。
一時期、吉田拓郎の作詞を手がけてヒット曲をとばした。
代表曲は「落陽」。
1973年のライブ以来、拓郎のコンサートではトリの定番である。
私自身はそれほど好きな曲ではないが、定番になってしまったのでお付き合いしている感じだ。
コンサートではこの曲で立ち上がらなければいけないのが辛い。
一般的に有名なのはレコード大賞を取った「襟裳岬」であろう。
拓郎が岡本氏に作詞を依頼するようになったのは、岡本氏本人からの売り込みがあったからと Wikipedia には記されている。
もともと拓郎はシンガーソングライターであり、作詞・作曲を自分ですべてこなした。
当時、勢いのあった拓郎と組んだことは岡本氏にとって最良の選択だったといえる。
「襟裳岬」以降は岡本氏の作詞曲も影をひそめた。
かなり月日がたってから、「歩道橋の上で」で氏の名前を見つけて意外に感じた思い出がある。
氏のご冥福を祈りたい。
【作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎の曲】
地下鉄にのって
花嫁になる君に
こっちを向いてくれ
まにあうかもしれない
旅の宿
リンゴ
祭りのあと
落陽
野の仏
ビートルズが教えてくれた
ひらひら
サマーピープル
聖なる場所に祝福を
月夜のカヌー
歩道橋の上で
追伸
「花嫁になる君に」には忘れられない思い出がある。
カンダチ氏(足立の育爺)の家へ高校時代訪ねた時に、氏がアコースティックギターで弾き語りしてくれた曲だ。
アルペジオ奏法が上手だった。