2015年12月22日火曜日

早大ラグビー部の再起に期待   2015.12.22

神宮外苑





早いもので今日は冬至。
これから少しづつ日暮れは遅く、夜明けは早くなる。
ただし寒さのピークは1月だから、冬はこれからが本番だ。
大好きな冬の美しい青空を存分に味わいたいと思う。



さて、まもなく正月。
毎年、1月2日は箱根駅伝と大学ラグビー準決勝を楽しみにしてきた。
どちらも母校・早大の選手が出場するのが恒例だからだ。
こたつに入り、お雑煮を食べながらのテレビ観戦はぞくぞくするほど楽しい時間だ。



ところが、早大ラグビー部は出場できないことが先日決まった。
予選(セカンドステージ)で母校は東海、天理、朝日のグループに属し、ここで1位になれば準決勝へ進めたが、天理に僅差で負けたのが痛かった。
一昨日、東海が天理を下し準決勝進出を決めたため、1月2日の楽しみが半分減ってしまった。



早大ラグビー部は90年代に低迷したが、清宮監督が完璧に建て直し、学生最強を誇った。
毎年、関東学院と決勝で対戦した時代が懐かしい。
清宮氏は大学を説得して部の予算を増額させたり、それまで土だったグラウンドを芝に替え、アディダスとも提携した。
OBのネットワークをフルに活用して、有望な選手のリクルートにも注力した。



清宮氏の後、中竹氏、辻氏、そして現在の後藤氏が指導者を務めてきたが、年を経るごとに清宮氏の残した遺産は消えていった感がある。
報道によると後藤監督は退任し、新しい監督になるという。
監督交代を機に大学のバックアップ体制を再整備し、部の復活を行ってほしい。



目標はもちろん「帝京粉砕」。
かつての「関東粉砕」以上に険しいハードルである。
大胆かつ緻密にアクションプログラムを進めていってほしい。