2016年8月7日日曜日

【リオ・オリンピック】客観報道もあれば  2016.8.7

余市(2014年6月)





昨夜、柔道日本代表の高藤選手(男60kg級)、近藤選手(女48kg級)の試合をテレビ観戦した。


高藤選手は3戦目に、一瞬にして一本負けを食らってしまった。
私のテンションはそこで下がり、夜も遅いのでテレビ観戦はそこまでにして寝た。
敗者復活戦で勝ち抜いて銅メダルを取ったことをネットのニュースで今朝知った。
よくぞ復活戦を勝ち上がったものだ。


近藤選手も銅メダルだった。
テレビ報道(フジ)の”日本選手 金メダル期待報道”があてにならないことを初日から教えてもらった。
日本人なら誰でも日本選手に期待する。
報道では期待してもいいし思い入れもいい。
しかし、いかんせん、客観性が欠けていると私は感じた。


報道は簡単に「日本の○○選手 ぜひ、金メダルを!」と言い過ぎる。
本当に有力候補であるならば、ライバル選手を含めた実績比較をデータできちんと示してくれる番組がないものか。
きちんと柔道を知らなげな女子アナに「金メダルを!」と言わせて、視聴者にいらぬバイアスをかけるのはいかがなものか。


日本選手の応援団のような報道はあってもよい。
それはそれで楽しい。
その一方で、データで語る冷静・客観的な報道もあるとよい。
それが初日の感想である。