2016年8月14日日曜日

I o T について  2016.8.14

黒岳から望む(2014年8月)





日本選手のメダルラッシュは昨日で止まった。
今日は静かな朝を迎えている。
まもなく陸上、卓球、レスリングが中継されるので、午前中はテレビにくぎ付けだ。
女子マラソンが今日行われることはノーマークだった。



さて、今日は I o T について書く。

Internet of Things の略でアイ・オー・ティーと読む。
いまひとつ意味不明瞭な英語だ。
すべてのものがインターネットで接続される、ということらしい。
昨年後半あたりから目にするようになった新語だが、私はぜんぜんピンと来なかった。
インターネットでつながれてどんなメリットがあるの?と思っていたのだ。



先日、ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)を観ていて、ようやく腹落ちした。

500頭の牛が飼育されている、帯広市の大規模酪農場。
すべての牛の首に小さな端末をつけ、センサーで牛の活動量を測定している。
取得した情報はクラウド上のセンターサーバーへ送られる。
サーバーでは牛の端末から送られてきた情報を読み取り、牛が発情しているとか病気の疑いがあるという情報を牧場従業員のスマホに送る。
発情している牛を妊娠・出産させ、搾乳する・・・
病気の疑いのある牛をチェックする・・・

Internet of Cows である。
なるほどこれならメリットは大きい。
従業員が500頭もの牛を巡回して観察する作業が省力化される。



多数の対象から楽に情報を取得する。
そうすることでメリットが生まれる分野に向いているのだな、と腑に落ちた次第である。