層雲峡(2014年8月)
朝起きて、すぐにテレビでオリンピックの結果を確認する。
体操男子団体、大野選手(柔道・男子)が金メダル、松本選手(柔道・女子)が銅メダルを取っていた。
期待通りだ。
素晴らしい!
大野選手と松本選手の試合は昨夜、準決勝前までテレビ観戦した。
起きていられるのは夜中1時までが限界。
そこまで観て、あとは結果を楽しみにしながら床に就いた。
連日、深夜まで観戦するだけの体力がない。
大野選手は肩で風を切るような歩き方をする。
その態度には自信に裏付けされたふてぶてしさが感じられ、とても頼もしい。
松本選手が準決勝で負けちゃったのは、きっと二戦目でゴールデンスコアを延々と戦い体力を消耗したからなのではないかと推測している。
それも勝負だ。
解説の穴井氏、そして大野選手のインタビュー発言に共通点をみた。
穴井氏がある外人選手の戦いぶりを「きちんと組んで美しい」と表現した。
大野選手はインタビューで「観ている人に柔道のすばらしさ強さ美しさを伝えることができたと思う」と答えた。
日本柔道界は柔道のなかに”美しさ”も求めているのだろう。
勝てばよい、なんでもありだ、という価値観とは対極にある。
美しい柔道を私は大いに支持したい。
ついでに言うと、相撲もかち上げには大反対である。
頼むから白鵬、やらないでくれ。