”密”が戻ってきた通勤バス(横浜市青葉区) 撮影:6月1日
6月である。
朝から霧のような細かい雨が降っている。 降るというよりも空中を舞うというほうが合っている。 今日で関東も梅雨に突入した。 気象庁は外した時の批判を恐れて宣言していないが、私にはもう梅雨だとわかる。 私が梅雨といえば梅雨なのである。 間違いない。
さて、月が替わり、予想通り通勤する人の数が目に見えて増えた。 今朝の通勤バスには計29名乗り込んだ。 1週間前(5月25日)が16名だから倍になったのだ。 かつての日常では毎朝50~60人が乗っていたから、ピーク時の50%まで戻ったことになる。 すべての座席に人が座った状態を見るのは久しぶりである。
さらに、横浜線(上り)に至っては完全にコロナ前の水準に戻っていた。 車内がかなり”密”に感じられた。 ただし、6月に入った初日だけの特殊な現象である可能性も否定できない。 明日以降を見ないと断定はできない。 さて、どうなるか。
この3ヶ月で空いた電車・バスに慣れてしまった。 「空いている。以前と違う!」と口では騒ぎながらも楽だった。 これから日を追うにつれて密度が増すようだと、ちょっと怖い。 仮にかつての水準まで戻ったら戻ったで、「コロナ騒ぎの頃がなつかしい」と言うんだろうな。 癪だから言わないようにしよう、私だけは。
|