政治・経済・社会を眺望したコメント、趣味嗜好を掘り下げた雑感を綴ります。皆様の心に響くものがあれば、それは筆者の喜びであります。☆★☆2018年6月にブログ名を刷新。毎日更新を目標にしておりますが、予告なくサボることがあります。☆★☆
2015年9月16日水曜日
いつも音楽と共に生きてきた(風立ちぬ) 2015.9.16
写真は Apple Music のマイミュージック画面である。
あくまで私のカスタマイズ画面だ。
Apple Music(聴き放題/月額980円)には約3,000万曲の音源があるという。
美空ひばり「川の流れのように」はこの画面からクラウドへ
アクセスして聴く。
いっぽう「風立ちぬ」はApple Music のクラウドにはアップされていない。
どうしても音源をほしかったから、ある日、iTunes へアクセス
して250円でダウンロードした。
音源データは私のPC内にある。
つまり、Apple は美空ひばりの著作権者と Apple Musicの使用許可契約している。
松田聖子の著作権者とは契約できていないし、今後、契約するかも不明だ。
松田聖子サイドで有料でも購入者がいると踏めば、Apple Musicとは契約せず、iTunes だけに音源を提供し続けるだろう。
そのほうが儲かるからだ。
「クローズアップ現代」(NHK)によると、ダウンロードで著作権者に入る金額は16円/曲で、配信サービス(Apple Musicなど)では0.16円だそうだ。ダウンロードのわずか 1% である。
それでもアーチストが配信サービスに音源を提供する価値はありそうだ。
聞き放題だからユーザーは何度も何度も聴くということが考えられる。
そうなれば 1% がどんどん積み上がって著作権者のふところにお金が落ちていく。
配信サービスの利用者数が増えれば、ダウンロードと変わらない収入も期待できる。
配信サービスは音楽の利用スタイルに変革をもたらしている。
それは同時に、アーチストの稼ぐ仕組みの変革でもあるのだ。
世の中は動いている。