JR飯田橋駅
一週間前に先送りが報道された民主・維新の合流が息を吹き返し、来週にも実施されることになった。
意思決定できない民主党にしては珍しいことで、「やればできるじゃないか」と思った。
息を吹き返した理由は2つ。
ひとつは民主の解党を要求していた維新が妥協したこと。
もうひとつは維新の比例当選議員がこのまま参院選を迎えると全滅する予想があり、合流するなら今しかないと判断したためだ。
民主も今の党名ではダメ政権のイメージを払しょくできないため党名を変えるチャンスと捉えたようだ。
名称変更というのは実に大切で、人々の持つイメージを変える効果がある。
商品名ひとつで商品が売れたり売れなかったりすることはよくあることだ。
これを機会に民主・維新連合が建設的な野党に生まれ変わってもらいたい。
自民党にとって脅威なのは、共産党が一人区で候補者擁立を妥協することを決定したことだろう。
従来はすべての選挙区に候補者を立てていたが、野党同士で調整しましょうということだ。
もし実現すれば参院選の結果が大きく変わる可能性がある。
自民党の圧勝がなくなるかもしれない。