2016年1月13日水曜日

株式市場の動向   2016.1.13

東京ミッドタウン





年初6営業日連続で下落した株式市場も、さすがに今朝は反発してスタートした。
日本市場は米国の株価(ダウ)に連動して動く。
昨日、ダウが反発したから今日は上昇するだろうと見通しても、実際に数字を見るまでは安心できない。



証券業界関係者ならずとも、下落が続くとどこまで下がり続けるのか不安になるものだ。
中国の経済状況、原油価格安、円高トレンドなど懸念材料はいろいろあるが、株価が底なしで下落するほど日本は不景気ではないし政情不安でもない。
経済用語で言うところのファンダメンタルズは堅い。
これで市場が落ち着いてくれれば、と思う。



私が東証平均株価の動向を気にする理由は、景気が良くなってほしいと願うからだ。
景気の過熱、バブルはいただけないが、不景気は困る。
2008年のリーマンショックで始まった金融不安では、それまで綿密に計算して描いたビジネスストーリーが根底から崩れて振り回された。
安心して業務に取り組める経済環境のありがたみを実感した。



政治も経済もともに安定してほしい。
安倍政権がベストかどうかはわからない。
でも、一年で総理がころころ代わる不安定な時代よりは、今は評価できると思っている。