愛する散歩道
昨晩から今朝にかけて、さらに冷え込んでいる。
昨夜の空は月が煌々と輝き、まさに真冬の夜空だった。
今が冬本番だが、2月になれば朝晩の寒さがピークアウトする。
さて、昨年の来日観光客は1974万人と報道された。
過去最高の人数である。
大都市の百貨店や人気化粧品メーカーは爆買いで潤い、ホテルの稼働率も継続して高止まりしている。
観光立国をめざす我が国の方向性そのものは間違っていないと思う。
真の観光立国に向けて課題が明らかになりつつある。
まず、宿不足。
民泊がひとつの解決策だが、生活の場に他国の観光客が出入りすることでトラブルが頻発すること必至だ。
自分が住むマンションに大きなキャリーバックを転がす外国人ががやがや出入りしたら心穏やかでいられる人は少ないだろう。
火事など事故への対策は? などなど心配の種がつきない。
観光バス不足、乗務員不足も気になる。
軽井沢で起きた死傷事故は、業界の暗部を示唆している。
(低価格、低賃金、過重労働)
あのような事故を知ると、観光バスに乗る気が失せる。
リムジンバスですら乗るときに緊張感があると思う。
今は観光立国になるための過渡期、成長期だ。
観光客が増えれば増えるほど課題が発生するだろう。
国が良い方向に変化していくために、行政には頑張ってもらいたいと思う。