2016年1月26日火曜日

異常気象に思う   2016.1.26






連日、厳しい寒さが続いている。
気温がかなり低い。



この寒さは日本だけでなく北半球全体とのこと。
ニューヨークに大雪が降り、台湾では多くの死者まで出たという。
今シーズンは寒気が北極に滞留していたため暖冬をもたらしていたが、溜まりに溜まった寒気が一気に南下したためと説明している。
気象現象は人智を超えている。



世界の経済情勢は年初から不安定である。
中国経済減速、原油安が原因だが、米国はこの大雪による経済損失が1000億円にも及ぶという。
大変な損失ではあるのだが、一時的な損失なら後に取り返すことができる。
「もしも」の話だが、気象不安定がもたらす本当の危機は地球的な凶作が起きる時だと思う。
生きていくために、食の安定確保はすべてに優先する。



FRB(米国)、ECB(欧州)、日銀が行う金融政策は足元の経済を好転させるための営みとしてとても重要だ。
結果責任を持つエコノミストが日々、情報を分析し検討している。
エコノミストの取り組み以上に、究極の危機に備えて異常気象への対策を今以上に真剣に行ってもらいたいと思っている。