2016年1月14日木曜日

個人の株投資について    2016.1.14

六本木




再び日経平均が大きく下げている。



株式市場現場にいる専門家の解説はとても参考になる。
アラブ石油産出国が原油価格下落で収入不足なので、日本株を売ってお金を確保しているふしがある・・・。
こんなことは一般市民にはわからない。



結局のところ、巨額の資金で売買するプレーヤーが株価を創っている。
市場が不安定な場合、大海に浮かぶ小舟のごとく、個人の小口投資家は翻弄されるのがオチだろう。
一般人が株に手を出すのなら、そのことを受け入れたうえでやるべきだ。



そもそも株とは将来性の見込める企業に投資して、じっくりと成長を待つものである。
短期的なリターンを求めて一喜一憂することは、精神衛生上まことに好ましくないと私は思う。
誰も将来予測を正しく行うことはできないから、見込が違うこともあるだろう。
その場合、投資は回収できないがそれでもいいのだ、と考えることができる人にのみ株投資は向いている。