2016年9月22日木曜日

豪栄道の覚醒  2016.9.22

北海道大学





昨夜から降り始めた雨は、今も音を立てて降っている。
september rain は太田裕美が歌っていた。
今週いっぱいは雨、曇りが続き、来週は晴れるとの予報だ。
家でおとなしくしているしかない。


昨日の大相撲も面白かった。
メインイベントは豪栄道 - 稀勢の里。
両者とも小細工をせず堂々と戦った。いい相撲だった。

立ち合い後、稀勢の里がガンガン突っ張って圧力をかける。
隙をみて豪栄道が稀勢の里の両脇に腕をねじこみ、もろ差しに成功。
そのまま押し込み稀勢の里を押し倒した。
リプレイを見たら、稀勢の里の右ひざ裏を左手で折っていた。
レスリングのタックルのようだった。


クンロク(9-6)大関ならぬハチナナ(8-7)大関と陰で揶揄されていた豪栄道が勝ち方を覚えてしまった。
綱取りに挑んでいた稀勢の里に引導を渡す結果になった。
怪我が回復し体調も良いのかもしれない。

すぐに引く癖(クセ)が出ていないのが良い。
癖だから残り4日、劣勢な場面を迎えた場合、出るかもしれない。
やっちゃダメだとわかっていても、無意識にやってしまうのが人間。
1回はやるだろうと思って観るつもりだ。


まだ2横綱との対戦が待っている。
心理的にも固くなるだろう。
簡単には優勝させてくれない。
だから相撲は面白い。


<11日目終了>
全勝 豪栄道
2敗  日馬富士、髙安、遠藤