2016年9月7日水曜日

見たくない光景  2016.9.7

 北海道大学






経済ニュースには人並み以上に関心を持っている。
朝は「モーニングサテライト」、夜は「ワールドビジネスサテライト」を欠かさず観ている。(いづれもテレビ東京)



テレビ東京はニュースだけでなく経済番組全般に力を入れている。
「カンブリア宮殿」、「ガイヤの夜明け」、「未来世紀ジパング」を私はテレ東・経済3番組と呼んでいる。
これらを観ていれば世の中の変化に遅れることはないと思う。
生活や産業の進歩は企業が作るのだ。



経済ニュースを観ていると、企業同士の提携が発表されることがある。
狙いと目的、提携の成算について企業トップが前向きに語る場面が映される。
そこまではいいが、その後がいただけない。
企業トップ、多くはおじさんだが、彼らが両手をお互いに差し出して写真撮影に応じるシーンだ。


それはけっして美しい姿とはいえない。
できれば見たくない光景である。
でも、そんなシーンを経済界とマスコミは十年一日のように繰り返している。
定番と化していて、一向に直る気配がない。


あれはやめたほうがよい。
見なくて済むようになるのはいつのことだろうか。