2016年9月25日日曜日

豪栄道の優勝  2016.9.25

北海道大学





長かった雨がようやくあがり、昨夜は久しぶりに1時間のウォーキングを行うことができた。


まるまる一週間のブランクは記憶にない。
梅雨の時期でも、歩き始めさえ降っていなければ決行する。
その場合は折り畳み傘を持って出て、いつ降られてもいいように備える。
そこまでしても歩きたい。
歩くことは私の大切な習慣になっているのだ。


さて、豪栄道の初優勝について。

優勝インタビューではもらい泣きをした。
この大関はずっと好きではなかった。
弱いこともあるが、負け方が良くなかった。
いつ覚えたのかは知らないが、引いて勝とうとする。
そこを付けこまれて負けるパターンを嫌というほど見てきた。
大関を落ちることはあっても綱などとうてい望めないと思っていた。
つまり見込みなしと思っていたのだ。


隠岐の海との全勝対決(7日目)から注目して見るようになった。
今場所は引く癖が影を潜め、前へ圧力をかけていく相撲に変わっていた。
さすがに日馬富士戦では横綱の圧力に押され、たまらず引いたが得意の「引きながら首投げ」がここで活きた。
勝ちを拾った。
芸(引きながら首投げ)が身を助けた形になった。


鶴竜、昨日の玉鷲戦では、私は完全に豪栄道のにわか応援団になっていた。
一緒に戦っているような気持になり、勝った瞬間に歓喜するのだ。
国技館に観戦に来ているお母さん(沢井真弓さん)のためにも勝ってほしいと願いながら応援した。


大関にあがってからずっと不甲斐ない成績だった。
ようやく陽の目を見ることができた。
日馬富士、鶴竜を下しての優勝は素晴らしい。
今日も勝って全勝で終えてほしいものだ。


ただし、綱取りについては注文がある。
今までの成績が悪すぎる。
したがって連続優勝の場合のみ昇進させたい。
来場所の優勝がなければ、たとえ星勘定が良くても先送りが妥当である。
横綱はコンスタントに強い力士でなくてはならない。
日本出身横綱は国民の待望するところだが、実力が証明されない状態で安易に上げてはいけない。