皇居前広場
今日から新たな会計年度が始まった。
土曜日なので実質は来週月曜からの始動になる。
会社に勤めている人は体制が変わったり、場合によっては社名が変わった人もいることだろう。
トップが代れば組織は変わる。
米国大統領の交代が最たるものだが、民間企業でも幹部の交代で方針がダイナミックに変わる様を見てきた。
まさに企業は人なり、である。
金融庁が仮想通貨を「モノ」ではなく「貨幣」とみなす法律が今日から施行された。(仮想通貨法)
これでビットコインなど仮想通貨が正式に決済手段として認められることになった。
また、仮想通貨を大口で扱う業者は登録制となり、業者破綻や詐欺などの被害から利用者を保護するスキームができた。
この変化は大きい。
ここ数年じわじわと、生活のなかにクレジットカード、デビットカードなどのキャッシュレス決済が浸透してきた。
それでも日本はまだまだ現金決済のウェイトが高い。
中国では人々が人民元を信頼しておらず、仮想通貨がかなり利用されていると聞く。
わが国でも金融庁の公認をきっかけに今後、ぐっと普及の速度が増すことだろう。
今日がその始まりの日になる。