2017年4月3日月曜日

米中首脳会談  2017.4.3

かなまら祭り(川崎市川崎区)



昨夜は三日月を眺めることができた。
真冬の美しさにはかなわないが、夜空に浮かぶ三日月は幻想的でとても美しい。


今週の注目は米中首脳会談だ。
テーマは経済においては貿易赤字と為替になる。
米国から見たとき、輸入相手国のNo1は中国である。
輸入が輸出よりも多い現状を踏まえ、中国にいかに米国産を買ってもらうかの交渉が行われる。
人民元安についても不当に安くしていると主張し、中国の譲歩を導びこうとする。


北朝鮮への対応については影響力が大きい。
トランプ大統領が本気なだけに注意を要する。
昨日、メディア取材に対して「中国が北朝鮮に圧力をかけなければ、アメリカは北朝鮮に一方的な行動を取る用意がある」と語った。
この発言は重大だ。


従来、中国は北朝鮮に対して経済制裁を表明しながら手加減をしてきた。
オバマ政権は事実上、それを黙認してきたが今度はそうはいかないだろう。
かつて米国はイラクのフセイン、アルカイダのビン・ラディンを探し出して殺している。
北の指導者に対しても準備はできていると言われており、いつ命令を下すかという段階とみてよい。


韓国の大統領選挙が行われる5月9日までに「斬首作戦」が行われる可能性を指摘する専門家もいる。
事態は私たちの思っている以上に緊迫しているのである。