横浜市青葉区 撮影:8月15日
近所のコンビニを往復した。
朝から暑い。
自宅マンションまであと少しのところを歩いていると、上の方からバタッ!バタッ!と聞きなれない音がする。
何だろうと思って上を見上げた。
ドバトではない2羽のハトが、並んで電線に止まっている。
そして、互いに羽をバタッバタッと相手に向けて拡げて戦っていたのだ。
ドバト、家鳩もなわばりを巡って戦う。
彼らは羽で叩き合いながらくちばしでも戦う。
今回のハトたちはくちばしは使わず、羽での叩き合いを延々と続けている。
種類が違うと喧嘩の仕方も違うことを初めて知った。
電線の上でわざわざ2羽が密着して戦う意味がどこにあるのかわからない。
電線は広い(長い)のだから、スペースはたくさんあるのに。
やはりテリトリーを巡って互いに譲ることができないのだろう。
ライバル排除の本能に従って真剣に戦っている。
そのうち、押され気味の1羽が電線から下のフェンスに逃げた。
すると押し出した方が追いかける。
やはり、執拗である。
ハトの喧嘩は執拗だ。
逃げ場のない狭いところで戦うと、どちらかが殺すまで喧嘩をやめない生き物らしい。
喧嘩のリミッターがないのだ。
ハトが「平和の象徴」というのは真っ赤なウソである。
朝から面白いものを見てしまった。