2016年7月14日木曜日

都知事選へ立候補する理由  2016.7.14

銀座(2013年7月)





勝手に梅雨明けだと思っていたが、今朝の天気を見る限りはまだもう少し先のようだ。
首都圏では明日、日曜日が雨との予報が出ている。



東京都知事選が告示される。
出たり引っこんだりドタバタしていたが、ようやく3大候補に落ち着いた。
その他大勢の泡沫候補もいつも通り10人くらいいる。
なかには選挙運動すらしない、思い出作りの候補者もいることだろう。
お金持ちの道楽なのかもしれない。
それはそれで自由だ。



自公公認が増田さん、先出しジャンケン非公認が小池さん、後出しジャンケン野党4党公認が鳥越さんである。
本来であれば鳥越さんが俄然有利なのだが、彼が発言すればするほど内容の薄さが見えてしまっている。
立候補動機が参院選結果を見て、つまり自公圧勝に危機感を感じてということだった。
目玉の政策を語らせれば「がん検診の受診100%」だ。
舌鋒鋭いジャーナリストとはこんな程度なのか。
それとも76歳という年齢で劣化したのか。



増田さんを公認した自公も「こんなはずでは・・・。小池が暴走しやがって・・・」と思っていることだろう。
公認されなかったとはいえ、小池さんのネームバリューは侮れないものがある。
たらればで語れば、増田さんに一本化できれば勝ちが読めたところである。
勝負をかけた、というか自棄(やけ)のやんぱち・怖いものなしの小池さんにも自民党支持者から多少は票が流れよう。



それにしても小池さん、宇都宮さん、増田さん、石田純一さん、鳥越さんたちは、何故、都知事選に手を挙げたのだろうか。
私は一昨日、腑に落ちる答えにたどり着いた。
50歳以上の有名政治家、有名ジャーナリスト、有名芸能人たちにとって、都知事職は格好のチャレンジ目標なのである。



きっとそうに違いない。
東京都を素晴らしい都市へ、という志(こころざし)が彼らに皆無だとはいわない。
志は志としても、強い立候補動機が「自らのキャリアにふさわしい、ちょうどよいチャレンジ目標だから」であろう。
彼らの顔を眺めれば、そう書いてある。